2026年2月に調整されている、UAE大統領の来日。
その来日に際して、晩餐会が開かれることがわかっています。
これまでも、海外の国賓の来日などの大切な場面で晩餐会は行われてきました。
相手国と日本の食材や伝統的な料理を組み合わせることで、両国の絆などを表すことができる、重要な行事である晩餐会。
では、UAEのムハンマド大統領の来日では、どのようなメニューが提供されるのでしょうか?
- UAE大統領来日の晩餐会で提供されるメニュー
- UAEと日本の友好を示すために提供されそうな食材など
- これまで日本で開催された晩餐会のメニューを振り返り
毎回、貴重な食材などを用いてこだわりが詰まった品々の数々が並んだ晩餐会。
UAE・ムハンマド大統領の来日が初めてということもあり、ひときわ注目されています。
UAE大統領来日の晩餐会で提供されるメニューを予想
- 日本のおもてなし料理
- 外国人にもウケがいい
- イスラム圏の方でも問題なく食べられる
以上の点を踏まえて、UAE大統領が来日した際の晩餐会で提供される可能性があるメニューについて考察していきます。
候補①懐石料理

https://furunavi.jp/discovery/knowledge_food/202204-kaisekiryouri/?srsltid=AfmBOopKFTb2yQ1a8fk6MeKyxNJvFLxlB_38RNzh0KTta0YWDJ3upuNC#i
懐石料理は、晩餐会などのフォーマルな場で提供される可能性が高い日本食です。
小皿やコース形式にすれば、晩餐会にもってこいの料理ですね!
また、懐石料理は季節感や日本の美意識を表現する料理ですので、要人へのおもてなしにぴったりです。
- 鰹節は魚なのでOKだが、念のため昆布だしにする必要がある
- 酒・みりんは不使用(除去する)にする
ただし、酒を使った料理が提供される晩餐会では、別で宗教や食文化に合った料理が出る場合もあります。
候補②寿司
晩餐会において、お寿司が提供される可能性も高いと言えるでしょう。
寿司が提供される可能性がある理由として、
- 国際的な知名度が高い
- 一口サイズにすれば食べやすい
- 中東圏の方々も食べられるものが多い
などのメリットがあります。
寿司の具材は魚介中心のため、イスラム教徒でもマグロや玉子などを気兼ねなく食べられますね。
また、白身魚も食べられるため、別メニューを用意する必要もなく、参加者みなさんが同じものを食べることが可能です。
- アルコール含有の醤油は提供できない
- 穴子のタレに酒やみりんが使用されているため、代用などが必要

醤油や穴子のタレにもアルコールが含まれているのね!
でも、しょうゆやタレは別のもので代用できそう。
国際的な知名度が高い点や、外国人から人気という理由から晩餐会では一口サイズになったお寿司が出る可能性もありますね。
UAE大統領歓迎の晩餐会で日本との友好を示す方法・注意点
これまで国賓を迎えて晩餐会を行う場合、日本と相手国の友好を示すため、提供される食事には相手国の食材や調理法が使われてきました。



2月にUAE大統領の晩餐会では、どのような食材や調理法が用いられるの?



UAE(中東)の名物や料理提供の際の注意点について紹介します。
酒不使用
イスラム圏の方々は、アルコール摂取が禁じられています。
日本食では料理酒を使った料理が多くありますので、そういった料理の場合は代用品を使うことで相手を尊重することができます。
公式な場では、お酒を使用した料理と使用していない料理が作られ、選択制を採用するケースもあります。
一部の肉・魚はNG
一般的に魚は食べられるとされているイスラム教ですが、シーア派では、うろこのない魚介類(エビ・タコ・うなぎなど)がNGとされる場合もあります。
また、豚肉は完全NGですが、適切な方法(ハラール屠殺)されていない牛・鶏・羊肉も食べられません。
ハラール認証を受けたもののみ食べられます。
UAE産の食材を使用する
他に考えられる可能性として、UAEの名産などを使用して食事を作るケースも考えられます。
UAEは、日本でも知られている香辛料や食材がありますね。
サフラン・カルダモンなどの香辛料や香草
サフランは、中東の伝統的な香辛料です。
日本でも、「サフランライス」を食べたことがある方もいるのではないでしょうか。
パエリアやリゾット、ブイヤベースなどに使われる香辛料で、料理は華やかな黄色に染まるため、晩餐会などの華やかな場にもぴったりです。
また、カルダモンもUAEでは一般的なスパイスです。
アラブ文化では、客人をおもてなしする際にカルダモンで香りづけしたコーヒーをふるまいます。
ほかにも、カレーやドリンク、パンなどにもカルダモンを使用して香りを付けるため、UAEでカルダモンは重宝されているのです。
「もてなす」という目的のある晩餐会において、カルダモンが使用される可能性があるのではないでしょうか。
デーツ
UAEは「デーツクラウン」というブランドが有名です。
UAEの王室御用達としても知られる「デーツクラウン」は、無添加・佐藤不使用にこだわっており、世界的にも知られるブランドなのをご存じでしょうか?
また、UAEでは多くの種類のデーツが生産されています。
- クナイジ種:コクのある甘味が特徴。最も有名な品種のひとつ。
- カラース種:上品で芳醇な甘さが特徴。
- アジワ種:肉厚。甘味が強く、シナモンや蜂蜜のような風味が特徴。
以上のように、UAEには数多くのデーツがありますので、デーツを使った料理が提供されるかもしれませんね。
ザクロ
ザクロは、アラブ諸国で古くから栽培されてきた植物のひとつです。
そのまま食べることもありますが、果汁を煮詰めてシロップにしたり、ジュースにすることもあります。



シロップは、サラダや肉料理のソースとして使います!
ザクロは「豊穣」の象徴や、「楽園の恵み」として親しまれる縁起の良い果物です。
これまでの晩餐会で提供されたメニューを紹介
これまで、日本を訪れた国賓が参加した晩餐会のメニューを紹介します。
相手国を思いやり、こだわって作られた料理の数々をご覧ください。
2025年3月 ブラジル大統領夫妻との晩餐会(2025)
2025年3月に、ルラ大統領夫妻がいらっしゃった際の晩餐会のメニューです。
前菜
- スモークサーモンとマダイとエビの棒ずし
- カニのきぬた巻き(梅肉ソース)
- いんげんの湯葉巻き揚げ
- 芝エビと青アスパラガスのクルミ和え(こごみ添え)
- ホタテ貝と紅白なます
- カニとホタテ貝と青のりの3色団子
- さつまいもの蜜煮とそら豆の密煮 など
スープ
野菜入りコンソメスープ
肉料理
羊のもも肉の蒸し焼き
デザート
- 果物
- レモンゼリー
飲み物
〈食前〉
- ドライシェリー
- トマトジュース
- フレッシュオレンジジュース
〈卓上〉
- シャンパン(ドン・ぺリニヨン2004)
- 日本酒
- コルトン・シャルル・マーニュ2001(白ワイン)
- シャトー・オー・ブリオン1996(赤ワイン)
〈食後〉
- コーヒー
- コニャック
- リキュール
- ウイスキー
晩餐会ではフレンチが提供されるケースが多かったのですが、こちらの晩餐会では和食が振舞われました。
卓上にあった日本酒は、江戸切子のグラスに注がれたそうです。
前菜を見ると、赤、緑、白など、鮮やかな料理が提供されたことがわかりますね。
きっと華やかで和やかな食事になったことでしょう。
「中央アジア+日本」対話・首脳会談 晩餐会(2025)
2025年12月に行われた、中央アジアと日本の対談・首脳会談における晩餐会のメニューは以下の通りです。


https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100954130.pdf
この晩餐会でも、お寿司やふぐのにこごりなど、日本食などが提供されたようです。
本マグロの赤身や中トロ、黒毛和牛といった、贅沢な食材が使われた晩餐会だったようですね。
トランプ大統領来日 食事会(2025)


https://www.sankei.com/article/20251028-LSSVQ3B4DRGBZFP6RERPNAS2EU/
2025年にトランプ大統領が来日されましたね。
高市首相が就任してから初めての首脳会談ということで、大きな注目を集めていました。
この来日の際に晩餐会は開かれませんでしたが、昼食会などが開催されたことはご存じでしょうか。
- グラタン
- 米国産牛ステーキ
- リゾットなど
日本産の素材はもちろん、米国産の牛肉や米を使うなど、両国の強い結びつきを食で表すメニューとなりました。
トランプ大統領来日時の食事会については、詳しい記事がありますので、こちらをご覧ください。


夕食会の詳しいメニューや、実際の様子を画像付きでお伝えしています。
まとめ|懐石料理などが提供される可能性がある


https://mainichi.jp/articles/20220514/k00/00m/030/237000c
| UAE大統領来日の予定 | 2026年2月 |
| 晩餐会で提供されるメニュー(予想) | 懐石料理 寿司 |
| UAE大統領との晩餐会で注意するべき点 | アルコールは使わない 適切な処理をしていない肉は食べられない うろこのない魚介類をNGとする宗派もある |
| これまでの晩餐会でのメニューの傾向 | 相手国で生産された食材やお酒で友好をアピール メニュー自体は日本食が中心 ベジタリアン向けのメニューも選択できる |
今回は、2026年2月に来日が決まっているUAE大統領の晩餐会メニューについて予想しました。
アメリカやヨーロッパ諸国の国賓の場合、あまり規律を気にせずお肉や魚を提供できますが、ムスリムの方に料理を提供するときには多くの注意点があります。
それを鑑みると、提供できるメニューは限られてくるのではないでしょうか。
そのような条件をクリアしながら、どのような日本食やデザートを作るのか、料理人の腕が問われますね









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