2021年に秋篠宮家の長女・眞子さんは小室圭さんとのご結婚を機に皇室を離れ、「小室眞子」として新たな人生を歩み始めました。
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん。

そういえば皇族時代にどのような仕事をされていたのかしら?
といったように、あらためて注目が集まっています。
実は眞子さんは、東京大学の博物館で“学芸員”に近い立場で働いていた経歴があります。
今回はその勤務実態や仕事内容、報酬の有無などについて詳しくご紹介します。
眞子さんは東京大学の博物館「インターメディアテク」で勤務
眞子さんが勤務していたのは、東京大学総合研究博物館の分館「インターメディアテク(Intermediatheque / IMT)」。
この施設は東京・丸の内の「JPタワー」内にあり、東京大学と日本郵便株式会社が共同で運営する公共施設です。
博物館といっても、一般的な展示とは異なり、学術資料やレトロな医療器具、動植物の標本など“学術とデザインの融合”がテーマになっています。
勤務開始は2016年から
眞子さんは2016年4月からこの施設に「特任研究員」として勤務をスタート。
皇族として公務も行いながら、週3日・1日6時間前後の勤務で、展示メンテナンスや資料整理、研究支援、執筆活動などの裏方業務に従事していました。
眞子さまは国際基督教大学ご在学中、美術・文化財研究を専攻された際に、学芸員の資格を取得されました。
しかしながら、学芸員ではなく、大学院で学んだ知識を活かして特任研究員として勤務されていました。
開館は11時で、出勤時間は10時半ごろ。
通勤には専用車が用意され、プライバシーと安全が確保された静かな勤務スタイルでした。
来館者との接点は少なめ、執筆や展示資料の研究が中心


眞子さんの勤務スタイルは、一般客と直接接するものではなく、あくまでも“裏方”が中心。
主な業務内容は以下の通りです。
- 展示品の研究・メンテナンス
- 展示空間の企画・整理
- 展示内容に関するエッセイやコラムの執筆
- 収蔵資料のデジタル化や分類作業
公式サイトには眞子さん執筆のコラムも
「インターメディアテク」の公式サイトでは、眞子さんが執筆したコラムも公開されています。
ある日、ふと、誰もいないIMTの展示室を歩きたいと思い立ちオフィスを出た。その時のことを書いてみようと思う。最初に足を踏み入れたのはCOLONNADE2(ギャラリー2)、下の階の1番大きな展示空間であった。電気が消えており、普段と違う雰囲気を新鮮に感じた。来館者のいない状態で展示を観たことは何度もあるが、電気が点いていない中で歩き回ることはあまりなかったのである。…
Intermediatheque公式 http://www.intermediatheque.jp/ja/rescolumn
たとえば、誰もいない展示室を歩いたときの体験を描いたエッセイでは、静かな空間の中にある「モノ」との対話が丁寧に綴られており、彼女の繊細な感性と知性が伝わります。
レスター大学で「博物館学」を学んだ専門性
眞子さんのこの仕事は、学生時代の学びと強く結びついています。
眞子さんは国際基督教大学(ICU)卒業後、イギリスのレスター大学大学院で「博物館学(Museum Studies)」を専攻。
修士論文では「博物館における展示物の解釈の可能性」をテーマに研究を行い、実践と理論を融合させた学びを積み重ねてきました。
まさに「夢を実現する場」としての博物館勤務だったといえるでしょう。


眞子さんの大学時代についてはこちらで紹介しています。
眞子さんの気になる報酬は? 皇族費との合計で年収1000万円説も
眞子さんの収入については一部で報じられたものがあり、以下のように見積もられています。
項目 | 推定金額(年間) |
---|---|
皇族費(内親王としての支給額) | 約900万円 |
東大博物館の勤務報酬 | 約100万円 |
合計 | 約1000万円 |
眞子さんの年収は、ズバリ1000万円です。
内訳は以下の通りです。
- 東大博物館 収入 約100万円(年)
- 皇族費 約900万円(年)
博物館での時給に関してはさまざまな噂が立っていますが、基本的には1200円と言われていて一般に比べて大きな差はなさそうです。
眞子さんの勤務は週3回、博物館の開館時間が11:00〜18:00なのを踏まえると、勤務時間は大体一日6時間なので、
- 1200円(時給)×6(時間/日)×3(/週)×4(/月)×12(/年)=1,036,800円
となります。
ただ、眞子さまは「客員研究員」という無給の“非正規雇用”的な契約で、私的事項としてこの勤務について公表されるつもりはないという。
週刊女性PRIME https://www.jprime.jp/articles/-/6778
とされていて、無報酬での勤務という可能性も考えられます。
皇族費については「皇室経済法」に基づいて、国費から支給されるもので、主に“品位保持”を目的としています。
眞子さんの現在はニューヨークでの新生活と母としての歩みも
結婚後、皇室を離れた眞子さんは「小室眞子」として、夫の小室圭さんとともにアメリカ・ニューヨークで生活を始めました。
当初から現地での文化施設や美術館での勤務を希望していたとされており、皇族時代と同様に「知」と「芸術」に関わる仕事に携わることを目指していたようです。
そして2024年には、第一子となる女児をご出産されたことが複数の報道で伝えられています。
皇室を離れて市民として生きる彼女にとって、子育てはまた新たな人生のステージ。
皇族時代に東京大学の博物館で積んできた静かで落ち着いた研究生活の経験は、母としての在り方にも影響を与えているのかもしれません。
ニューヨークという異国の地で、家族とともに暮らしながら、新たなキャリアと家庭の両立を模索する彼女の姿は、多くの人にとって共感や関心を呼ぶ存在となっています。


眞子さんのアメリカでの仕事についてはこちらでご紹介しています。


ご出産、おめでとうございます!
こちらの記事でご紹介していますのでぜひご覧ください!
まとめ|眞子さんの皇族時代の仕事と東京大学博物館での静かな日常
内容 | 詳細 |
---|---|
勤務先 | 東京大学総合研究博物館「インターメディアテク(IMT)」 |
勤務開始 | 2016年4月から特任研究員として勤務 |
主な業務 | 展示メンテナンス、資料整理、研究支援、コラム執筆 |
出勤スタイル | 週3回・1日6時間、専用車で通勤 |
収入推定 | 博物館:約100万円、皇族費:約900万円、合計:約1000万円 |
留学歴 | 英・レスター大学大学院で博物館学を専攻 |
現在の生活 | ニューヨーク在住、2024年に第1子を出産 |
眞子さんは皇族でありながらも、研究者としての知的活動に真摯に取り組んできました。
「インターメディアテク」勤務はその象徴的な場であり、専門性を活かした静かで実直な日常がそこにはありました。
現在はニューヨークでの子育てと新たな人生を歩みながらも、文化と知への情熱は今も続いているようです。
今後も、眞子さんの歩みがどのような形で文化や学術の分野と結びついていくのか、注目が集まります。
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