悠仁さまの成年式が、19歳の誕生日である9月6日に行われることが明らかになりました。
9月3日にも、成年式のリハーサルで皇居を訪問されたそうで、準備が着実に進んでいます。

男性皇族の成年式は、父・秋篠宮さま以来、40年ぶりになるとのこと。
久しぶりに行われる男性皇族の成年式ですので、喜びもひとしおですね!
そこで今回は……
- 悠仁さまの成年式後の祝宴と昼食会が開催される会場はどこ?
- 成年式後の祝宴で注目されているポイント
- 成年式では何をする?
以上の3点について考察していきます。
今回の祝宴では、とあるポイントが話題になっていますので、その点についても考察していきましょう。
悠仁さまの成年式後の祝宴・昼食会が開催される会場はどこ?
内宴 | 9月6日 |
公的昼食会 | 9月10日 |
成年式に際し、元皇族を含む親族を招いて開く内宴と、三権の長を招いた公的な食事会が行われます。
悠仁さまの成年式では、私的・公的な祝宴はともに都内の民間施設で行われるとのこと。
内宴・公的な昼食会ともに、秋篠宮夫妻が主催されるそうです。
過去に皇族がご利用になった施設を参考に、悠仁さまの成人式後の内縁や昼食会で使われる民間施設について、可能性の高い順から順にご紹介していきましょう。
特にセキュリティ体制が整い、かつプライバシーを確保できる施設が選ばれるのが通例です。
年 | 行事 | 主役 | 会場 | 補足 |
---|---|---|---|---|
1990年 | 成人行事後の昼食会 | 秋篠宮さま | 赤坂御所 | 親族中心の昼食会 |
2005年 | 結婚披露宴 | 黒田清子さま | 帝国ホテル東京 | 約700人規模、皇室とゆかりの深い格式ホテル |
2014年 | 成人行事後の昼食会 | 佳子さま | 宮内庁食堂(宮殿内) | 親族・政府関係者が出席 |
2018年 | 結婚披露宴 | 守谷絢子さま | ホテルニューオータニ東京 | 約1,000人規模、伝統的に皇族行事で利用 |
2022年 | 成人行事後の昼食会 | 愛子さま | 宮殿・豊明殿 | 天皇皇后両陛下主催、各界代表出席 |
9月6日の内宴には愛子さまはご出席されません。
愛子さまは成年式ご出席後、夕方から新潟へ移動され、7日から新潟で防災推進国民大会に出席されます。


成年式での愛子さまや佳子さまの姿もステキでした!こちらの詳しくご紹介しています!


9月6日の内宴|帝国ホテル東京


https://www.imperialhotel.co.jp/
帝国ホテルは1890年(明治23年)11月3日 帝国ホテル開業 (総建坪約1300坪、ドイツ・ネオ・ルネッサンス式木骨煉瓦造3層、室料は1日50銭から7円。2食付き2円50銭~9円)
帝国ホテル東京は、日本を代表する格式高いホテルとして、長年にわたり皇室や世界各国の要人を迎えてきました。
特に2005年の黒田清子さま(当時・内親王)の結婚披露宴が行われたことで知られ、皇室行事の会場としての信頼と実績を誇ります。
それでは具体的な変遷について辿っていきましょう。
皇室と帝国ホテルのゆかりの事例


創業以来、日本の迎賓館的役割を担っており、1910年に宮内省御用に指定されたことを契機に、皇室行事と密接に関わるようになりました。
特に昭和戦後期の国際外交や、平成の代替わり時の国賓対応などにおいては、皇室と海外要人をつなぐ場として重要な役割を果たしてきています。
明治~昭和時代
- 1910年(明治43年)
- 宮内省御用に指定される
→ 皇室関係の正式な行事や滞在の受け入れ先として、帝国ホテルが公式に位置付けられました。
- 宮内省御用に指定される
- 1945年(昭和20年)
- 4月19日、枢軸国・中国の駐日外交官等の非常用宿舎として利用。外務省と賃貸契約を調印。
- 9月8日、連合軍最高司令官マッカーサー元帥一行、帝国ホテルで昼食会開催。
- 9月17日、連合軍将官およびGHQ高官用住宅として接収。
→ 皇室が直接関わった記録はありませんが、戦後の皇室外交や宮内省の活動にも大きく影響を与える転機となりました。
- 1953年(昭和28年)
- 国鉄(現JR)の特急列車「つばめ号」の食堂車経営開始
→ 皇室の移動にも用いられた特急「つばめ」と関連して、帝国ホテルの食文化が結びついています。
- 国鉄(現JR)の特急列車「つばめ号」の食堂車経営開始
- 1975年(昭和50年)
- 5月9日、エリザベス英女王陛下とフィリップ殿下来館。
→ 天皇陛下・皇后陛下との交流の一環で、帝国ホテルが迎賓の場となった大きな事例。
- 5月9日、エリザベス英女王陛下とフィリップ殿下来館。
平成以降
- 1990年(平成2年)
- 11月、天皇即位の礼にあわせ、34カ国の国賓機関の使節団が帝国ホテルに宿泊。
→ これは平成の代替わり行事における大規模な皇室行事との関わりで、帝国ホテルが公式の迎賓施設として使われた代表例。
- 11月、天皇即位の礼にあわせ、34カ国の国賓機関の使節団が帝国ホテルに宿泊。
- 2005年(平成17年)
- 11月15日 紀宮清子内親王(黒田清子さま)ご結婚
黒田慶樹さまと帝国ホテル東京で結婚関連行事(披露宴)。戦後皇室史でも象徴的な出来事で、同ホテルが「皇室ゆかりの場」として広く周知される契機に。 - (同年トピック)本館14階に「フランク・ロイド・ライト® スイート」新設。※皇室直接行事ではありませんが、迎賓機能・要人対応強化の文脈での施設整備。
- 11月15日 紀宮清子内親王(黒田清子さま)ご結婚
- 2019年(令和元年)
- 10月22日 今上陛下の「即位礼正殿の儀」に伴う各国使節受け入れ
25カ国の使節団を受入。即位礼関連の要人滞在拠点として機能し、皇室行事に直結する外交ホスピタリティの中核を担った。 - (同年トピック)6月28日 G20大阪サミットに伴う参加国受入。※皇室行事ではないが、国賓級対応の実績強化に寄与。
- 10月22日 今上陛下の「即位礼正殿の儀」に伴う各国使節受け入れ
年 | 皇室関連の出来事 | 詳細・備考 |
---|---|---|
1890年(明治23年) | 帝国ホテル開業 | 「日本の迎賓館」として創業。当初から外国元首や皇室関係の接遇を担う。 |
1910年(明治43年) | 宮内省御用達に指定 | 皇室関係行事の公式利用ホテルとなり、格式を確立。 |
1923年(大正12年) | 新館「ライト館」完成 | フランク・ロイド・ライト設計。皇族・国賓接遇の舞台として使用。 |
1950年(昭和25年) | 政府登録ホテル第一号に | 皇室行事や国際会議の宿泊拠点として指定。 |
1959年(昭和34年) | 皇太子明仁親王ご成婚 | 晩餐会で帝国ホテルの料理が提供される。皇室婚礼との結びつきが強まる。 |
1975年(昭和50年)5月9日 | エリザベス女王夫妻来館 | 天皇・皇后両陛下との国際親善の場に。 |
2005年(平成17年)11月15日 | 紀宮清子内親王(黒田清子さま)ご結婚 | 黒田慶樹さまと帝国ホテル東京で披露宴。戦後皇室を象徴する婚礼。 |
2019年(令和元年)10月22日 | 天皇陛下 即位礼正殿の儀 | 各国使節団25カ国が帝国ホテル東京に宿泊。皇室外交の舞台に。 |
位置づけと所見
- 上記の2005年のご結婚行事、2019年の即位礼関連の受入はいずれも、ホテル公式年表に“皇室との直接の関わり”が明記された代表例です。
- これらは「皇室行事・皇室外交における迎賓拠点」という帝国ホテルの役割が平成~令和に入っても継続していることを示します。
- その背景として、皇居至近の立地、要人警備に適した動線・設備、歴史的な実績(1910年の宮内省御用指定以来の関係)が挙げられます。
また、皇居からのアクセスも良好で、式典後の移動にも負担が少ない立地です。
こうした条件から、悠仁さまの成年式後の祝宴会場として最も有力な候補といえます。
帝国ホテル東京の立地・アクセス
- 所在地:東京都千代田区内幸町1-1-1
(日比谷公園の南隣にあり、有楽町・銀座からも徒歩圏内) - 最寄駅からのアクセス
- 東京メトロ日比谷駅:徒歩3分
- 東京メトロ有楽町駅:徒歩5分
- JR有楽町駅:徒歩5分
- JR東京駅:車で約5分
地下鉄やJRからのアクセスが極めて良好で、国会議事堂・官庁街にも近いのが特徴です。
皇居との位置関係
- 直線距離:約1.5km
- 車での移動時間:通常の交通状況で 5分程度
- 徒歩での移動:日比谷公園を経由し、約15分~20分ほどで皇居正門へ到着可能
帝国ホテルは、日比谷公園のすぐ隣に建ち、そこから皇居外苑までは非常に近距離にあります。
皇居での公務や儀式の際、皇族や各国元首の宿泊先として便利かつ格式のある立地です。
立地の象徴性
- 「皇居に最も近い迎賓ホテル」の一つとして、
- 国賓の宿泊
- 皇室の婚礼や公式行事の披露宴
- 皇位継承に関わる外交接遇
に利用されてきました。
この「皇居に隣接する利便性と格式」が、帝国ホテルを特別な存在にしているといえます。
会場規模:全体概要(イベント施設の規模)
- バンケット・ミーティング施設数:全20室
- 総イベントスペース:約6,140 ㎡
- 収容可能人数(最大):座席形式で最大5,215人
→ 大規模な国際会議や祝宴にも対応可能なインフラを備えています。
主な宴会場(代表的な部屋と収容人数)
◆ Peacock Ballroom(孔雀の間)
- 総面積:約1,965 ㎡(East+Westブロックで構成)
- 天井高:6.2 m
- 収容人数:着席ビュッフェ形式で最大1,320名、座席形式最大2,000名など、非常に大規模な会宴にも対応可能
◆ Fuji Ballroom(富士の間)
- 面積:約1,236 ㎡、天井高5 m
- 収容人数:最大1,000名(ビュッフェ・劇場形式)2025
中小規模宴会場(一部ピックアップ)
宴会場名 | 面積(㎡) | 天井高(m) | 着席 最大(人) |
---|---|---|---|
Hikari Room(光) | 550 | 5.75 | 約300 |
Sakura Room(桜) | 284 | 3.45 | 約190 |
Ohgi Room(扇) | 148 | 2.8 | 約80 |
そのほか、「Ran Room(蘭・約201㎡)」「Botan Room(牡丹・約208㎡)」「Miyabi Room(雅・165㎡)」など各種バラエティに富んだ会場が用意されています。
帝国ホテル東京は、格式ある歴史と共に、多様な規模・形式の宴会を可能にする設備力を備えた迎賓施設です。
- 最大規模(Peacock Ballroom):最大収容者数2,000名以上、公式・皇室儀礼にも対応可能な威容
- 中規模以下の部屋:100~300名程度の公式行事や食事会にも最適
- 柔軟な設備運用:照明・音響・Wi-Fiなどに対応、用途に応じたレイアウトにも対応可能
これらの設備と対応力が、「9月6日夜の内宴(私的夕食会)」にも帝国ホテルが選ばれる理由の一つとなっています。
9月10日の公的昼食会|明治記念館
公的昼食会の会場は、東京・元赤坂にある明治記念館です。
明治記念館は、明治14年(1881年)に「赤坂仮皇居の御会食所」として創建された建物を本館にもち、明治憲法草案審議の御前会議も行われた、由緒ある迎賓施設です。
現在は明治神宮外苑の一角に位置し、結婚式・公的レセプション・国際会議など幅広い用途で用いられています。
皇室とのゆかりが深い明治記念館本館とは?|歴史的背景と皇室の使用例
- 創建の起源
明治14年(1881年)、赤坂の仮皇居内において「御会食所」として建築され、明治天皇や昭憲皇太后が外国賓客を迎えられる場として使用されました。 - 外交・公務の舞台
明治19年(1886年)には昭憲皇太后が洋装で初めて外国人と接見。さらに明治21年(1888年)には、明治天皇ご臨席のもと大日本帝国憲法草案審議の御前会議が開催されました。 - 格式の証明
この建物は後に伊藤博文に下賜され「恩賜館」となり、明治神宮外苑へ移築。戦前まで皇室行事専用施設として使用されました - 文化財としての保存
昭和22年(1947年)から結婚式場に転用され、2020年には東京都指定有形文化財として登録されています。
項目 | 内容 |
---|---|
建造時期 | 明治14年(1881年):赤坂仮皇居御会食所として完成 |
皇室行事の事例 | 外国皇族との晩餐、大日本帝国憲法草案審議の御前会議など |
戦後の活用 | 1947年より結婚式場へ転用(明治記念館として) |
記念財としての価値 | 東京都指定有形文化財として登録(2020年) |
現代の意義 | 皇室との歴史を背景に、格式ある公式行事・結婚式場として機能 |
現代での利用と皇室との接点
伝統料理の継承
婚礼で提供される料理は、明治期当時に皇族へ振る舞われたレシピを基に再現されており、一部には使用直前の気温・湿度に応じた調整をするなど、精緻なおもてなしが特徴です。
迎賓機能の継承
当初の賓客接遇という役割は、現代でもウエディングなどの公式行事で受け継がれています。
立地・アクセス
所在地は東京都港区元赤坂。
明治神宮外苑の緑に囲まれた静かな環境ながら、JR総武線「信濃町」駅や東京メトロ「青山一丁目」「外苑前」各駅からアクセスでき、都内主要拠点からの動線も良好です。
敷地内には約1,000坪の庭園が広がり、来賓の導線計画や撮影にも適した環境です。
移動時間と距離の目安(車の場合)
- 赤坂駅から明治神宮(明治記念館に隣接)の距離は約4〜5 kmで、車ではおよそ 8〜10 分ほどの所要になります。
→ 赤坂駅〜明治神宮:距離約4 km、車で約8分
都心の交通事情により多少前後する可能性がありますが、同様のルートと距離と見ることが可能です。 - 赤坂御用邸が所在する赤坂御用地(赤坂示)から明治記念館へは実際のルートでは数キロメートルの距離と想定され、車による移動時間も同様に 10分前後と見て差し支えないでしょう。
会場規模と設備
- 大宴会場「富士」:公式レセプション等のメイン会場。多様なレイアウトに対応。最大収容人数は409名
- 本館「金鶏」:文化財空間での会食や式典に対応。歴史的意匠が残る。最大収容人数88名
- そのほか中小宴会場・控室・ロビーなど、動線分離やセキュリティ計画を取りやすい多層構成。
全体会場としての最大収容規模
- 立食:最大 800名
- 着席:最大 450名
- スクール形式:600名、シアター形式:1000名
なぜ明治記念館が適地なのか
- (1) 皇室ゆかりの来歴と文化財指定による格式、
- (2) 大規模から少人数まで対応できる会場バリエーション、
- (3) 各所からのアクセスの良さとガーデンを含む環境
これらが揃うため、公的昼食会の会場として極めて合理的です。
明治記念館本館は、創建以来、皇室行事・国政の重要場面・外交の場として中央的役割を果たしてきた由緒ある建物です。
その建築的・歴史的な価値は、今日も格式高い迎賓施設として継承されています。
その他の皇族ゆかりの施設
近年、皇室の方々とご縁のあった施設についてもご紹介していきましょう。
ホテルニューオータニ東京


https://www.newotani.co.jp/tokyo/
ホテルニューオータニ東京は、皇室行事でもたびたび使用される由緒あるホテルです。
2018年には高円宮家の三女・守谷絢子さまの結婚披露宴が開かれ、約1,000人規模の大宴会が行われました。
同ホテルには「鳳凰の間」などの大型宴会場があり、格式と華やかさを兼ね備えた空間で知られています。
また、周辺環境のセキュリティ確保が容易で、プライバシーを守るための専用導線も完備されています。
皇族行事の実績に加え、アクセスの良さと大人数収容可能な設備を備えていることから、悠仁さまの成年式後の祝宴・昼食会がここで行われる可能性も十分に考えられます。
悠仁さまの伊勢神宮参拝についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。


赤坂 アプローズスクエア迎賓館


こちらは、千代田線 赤坂駅直結で交通の便が良い会場で、お住まいの赤坂御用地の近くにあります。
料金については会場のプランではなく、特別なものかもしれませんので掲載していません。
規模が130人までと限られるので、小規模の会であった場合は使われる可能性もあるかもしれません。
ザ・キャピトルホテル東急


赤坂御用地からザ・キャピトルホテル東急までは、車で約23分の好立地にあります。
溜池山王駅からは直結で、こちらも好立地にありますね。
悠仁さまの祝宴を開くための条件はいろいろあると予想されできますが、中規模だった場合に適した会場だと言えるでしょう。
悠仁さま成年式後の祝宴・公的昼食会の会場 比較表
会場名 | 皇室行事での使用実績 | 収容人数(立食/着席) | 特徴・立地 | 備考 |
---|---|---|---|---|
祝宴:帝国ホテル東京 | 黒田清子さまの結婚披露宴(2005年) | 約2,000名/約1,320名 | 日比谷(皇居から近距離)、格式ある西洋風の内装 | 大規模祝宴に最適 |
私的昼食会:明治記念館 | 昭和天皇の時代から皇室行事や婚礼に利用。近年も結婚式や祝宴などで使用 | 約800名/約450名(孔雀の間など大規模会場あり) | 信濃町、赤坂御用地からも近距離。日本庭園を有し、和の格式と歴史が際立つ | 皇室と長い縁があり、格式高い会場として注目 |
ホテルニューオータニ東京 | 守谷絢子さまの結婚披露宴(2018年) | 約2,000名/約1,500名 | 紀尾井町(赤坂御所から近距離)、庭園併設 | 最大規模の会場を利用可能 |
赤坂 アプローズスクエア迎賓館 | 皇室行事実績なし | 130名/96名 | 赤坂御用地近く、赤坂駅直結、洋館スタイル | 小規模祝宴に適した上質空間 |
ザ・キャピトルホテル東急 | 皇室行事実績なし | 400名/280名(最大500名) | 溜池山王駅直結、車で約23分 | 中規模祝宴に適した格式あるホテル |
この比較から、祝宴の大規模行事は帝国ホテル東京で、公的昼食会の中規模行事についてはについては明治記念館を選ばれたと言えるでしょう。
なぜ祝宴や昼食会が民間施設で行われる?
秋篠宮さまと今上天皇の例を見てみましょう。
成年式が行われた方 | 開催年 | 主催者 |
---|---|---|
今上天皇 | 昭和55年2月23日 | 現在の上皇・上皇后陛下 |
秋篠宮さま | 昭和60年11月30日 | 同上 |
今上天皇と秋篠宮さまの成年式の祝宴は、どちらも上皇・上皇后のおふたりが主催でした。
天皇陛下および秋篠宮さまの祝宴は、宮殿・豊明殿や連翠で行われ、民間施設は使用していません。
しかし、今回悠仁さまの祝宴や昼食会を主催するのは、秋篠宮夫妻です。
宮内庁も、民間施設で祝宴を行うことについて以下のように語っています。
「宮殿は天皇の諸行事が行われる場であり、宮家主催の行事を宮殿で開くことは適切ではない」
引用:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250728/k00/00m/040/281000c
つまり、主催が宮家皇族であるため、宮殿を使うことを避けたと考えられます。
ちなみに、佳子さまの祝宴は秋篠宮邸で行われました。
悠仁さまの伊勢神宮参拝の際の宿泊先についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。


成年式後の昼食会で話題になっていることとは?


天皇制などに詳しい名古屋大学の教授は
眞子さんは、このような大きな行事でもない限り帰国できないという状況である一方で、出席すれば、そればかりが注目を浴びてしまう
引用:Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb491336403c6993daff9ed00f7f58df0920454a?page=2
と話しており、小室眞子さんは成年式後の祝宴に来ないと予想しているようです。
眞子さんは第一子を出産したばかりで大変な時期とは思いますが、果たして来るのでしょうか?



もし小室夫妻が来るとすれば、秋篠宮夫妻と眞子さんが久しぶりに顔を合わせることになりますね。



一部では、紀子さまと眞子さんの関係には少し亀裂が入っているとの噂が流れていますが、どうなるでしょうか?
そんな点もあり、悠仁さまの成年式後の公的な食事会に注目が集まっています。
秋篠宮家の側近のトップは、「前例に則って準備を進めている」との回答のみが得られたとのことです。
まとめ|悠仁さまの成年式後の祝宴・昼食会の会場と注目点


悠仁さまの成年式(2025年9月6日)は、男性皇族として40年ぶりに行われる節目の行事です。
祝宴と公的昼食会は、帝国ホテル東京と明治記念館という、皇室とゆかりの深い民間施設で開催されることが決定しました。
従来は宮殿や御所で行われてきた行事が民間施設で行われるのは、主催が秋篠宮ご夫妻であることに起因しています。
祝宴の場に小室眞子さんが出席を辞退されることが公表され、注目点も多い今回の成年式。
歴史ある会場とともに、皇室行事のあり方そのものが問われる出来事となりそうです。
悠仁さま成年式後の祝宴・昼食会 会場と概要
日程 | 内容 | 会場 | 特徴・補足 |
---|---|---|---|
9月6日 | 内宴(私的祝宴) | 帝国ホテル東京 | 黒田清子さまご結婚披露宴など皇室ゆかりの事例多数。皇居至近で大規模祝宴に対応可能 |
9月10日 | 公的昼食会 | 明治記念館 | 明治天皇ゆかりの施設。立食800名・着席450名規模。皇室行事での使用実績あり |
過去事例 | 参考 | 宮殿・豊明殿など | 天皇陛下や愛子さまの成年式では宮殿利用が中心。今回民間施設が選ばれたのは異例 |
今回は、悠仁さまの成年式およびその後の祝宴について調査してきました。
悠仁さまの成年式の後に行われる祝宴は、両陛下ではなく秋篠宮さまと紀子さまが主催とのことで、宮殿内ではなく民間施設が会場になるそうです。
私的な内宴(9/6)・公的な昼食会(9/10)の両方が民間施設になります。
悠仁さまの成年式後の祝宴は前例と異なる点もあるようですが、つつがなく勧められるといいですね。
コメント