悠仁さまの成年式はいつ?何をするの?スケジュールや具体的な内容を調査

悠仁さまの成年式が9月に行われることが決まりました。

男性皇族の成年式が数十年ぶりということもあり、注目が集まっていますね。

成年式について、多くの方が内容をご存じないでしょう。

そこで今回は……

この記事でわかること
  • 悠仁さまの成年式の日程と具体的なスケジュール
  • 成年式の儀式内容(冠を賜うの儀、加冠の儀、朝見の儀など)の意味や流れ
  • 過去の皇族成年式との比較から見える、伝統と現代の違い

悠仁さまの成年式について、現時点で判明していることを解説します。

また、歴代男性皇族の成年式から、悠仁さまの成年式について予想していきましょう。

目次

悠仁さまの成年式のスケジュール

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日付時間帯行事名内容・場所
9月6日(土)午前(時刻未定)冠を賜うの儀(かんむりをたまうのぎ)天皇陛下の使者から成年皇族用の冠を拝受(秋篠宮邸・東京元赤坂)
9月6日(土)午前10時〜加冠の儀(かかんのぎ)冠を身につける中心儀式(皇居・宮殿)
9月6日(土)午後(時刻未定)朝見の儀(ちょうけんのぎ)燕尾服姿で天皇皇后両陛下にご挨拶(宮殿・松の間)
9月6日(土)午後(時刻未定)勲章親授(くんしょうしんじゅ)天皇陛下より「大勲位菊花大綬章」を拝受
9月6日(土)夜(非公開)私的祝宴皇族方や親族との非公式の祝宴(都内・非公開)
9月7日(日)午後移動日内宮御在所
9月8日(月)日中伊勢神宮・神武天皇陵参拝三重県・伊勢神宮と奈良県・神武天皇陵を参拝
9月9日(火)日中昭和天皇陵参拝東京・八王子市の昭和天皇陵を参拝
9月10日(水)正午昼食会(公的行事)皇室会議の議員などを招いた祝賀の昼食会(都内の民間施設)

悠仁さまの成年式は、悠仁さまが19歳の誕生日を迎えられる2025年9月6日に行われます

年式とは、皇族が18歳に達した際に執り行われる重要な儀式であり、天皇陛下をはじめとする皇室の伝統に根ざした行事です。

悠仁さまの成年式の意味:成年皇族としての役割の始まり

成年を迎えたことを国民に広く知らせ、成年皇族としての公的活動を本格的に始める節目となります。

本来は民法上の成人を迎える2024年に行われる予定でしたが、「進学のために勉学に励む大切な時期」とのことから、成年式は先送りになっていました。

悠仁さまの成年にあたり、2024年に宮内庁は以下のように話しています。

宮中行事については、皇室の重要な儀式であり、また大きな節目の儀式となる成年式を終えられた後、参列されるのが適当ではないかとの宮内庁の見解があります。

引用元:宮内庁
https://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/03/press-060906.html

「宮中行事については成年式を終えた後参列されるのが適当」との見解を示した宮内庁。

これまでの学生としての立場に加え、公式の場でご発言やご挨拶をされることが増えていくと考えられます。

大学生活もお忙しいとは思いますが、成年式が終わった9月6日以降、悠仁さまが行事に参列されるのは大きな注目が集まるでしょうね。

初めて参加する宮中行事が何になるのでしょうか。

9月6日から行われる悠仁さまの成年式ですが、約4日をかけて行われる大変な儀式です。

テレビ中継が行われないのが残念ですね。儀式の様子を見てみたかったです。

一部はネットやテレビで見られる可能性がありますが、一般向けに儀式のすべては中継されないと思います。

悠仁さまの成年式の具体的な内容

悠仁さまの成年式は、1日をかけて行われます。

  • 冠を賜うの儀
  • 加冠の儀
  • 宮中三殿を参拝
  • 朝見の儀
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儀式名内容・意味場所・服装
冠を賜うの儀
(かんむりをたまうのぎ)
天皇陛下の使者から、成年皇族用の冠を拝受する儀式。古代の元服の名残を持ち、「成人の資格」を象徴。秋篠宮邸など御所
礼服
②加冠の儀
(かかんのぎ)
冠を実際に頭に戴く中心儀式。元服の「烏帽子着」にあたる重要な節目。皇居・宮殿
燕尾服(男性)・ローブデコルテ(女性)
③宮中三殿参拝
(きゅうちゅうさんでんさんぱい)
賢所・皇霊殿・神殿を参拝し、成年になったことを神々や歴代天皇に報告。皇居・宮中三殿
礼装
④朝見の儀
(ちょうけんのぎ)
成年を迎えた皇族が、天皇皇后両陛下に拝謁しご挨拶する儀式。成年皇族として公式に認められる瞬間。宮殿・松の間
燕尾服・ローブデコルテ

9月6日に行われる儀式は以上です。

これらの儀式は「冠を受ける → 冠を戴く → 神々へ報告 → 両陛下へ拝謁」という流れで構成されており、皇族にとって成年皇族として歩み始めるための重要な節目を示します。

悠仁さまの成年式においても、これらが丁寧に執り行われ、歴史と伝統を現代に継承していくことになります。

儀式の中心になる「加冠の儀」は朝10時から行われる予定だそうですので、冠を賜うの儀は9時ごろから始まるでしょうか。

朝見の儀が午後に行われるので、夕方になる前には6日の儀式が終わるとみられます。

儀式が終わった後、親族や皇族、元皇族を招いた私的な食事会が行われるとか。

主催者は秋篠宮夫妻で、民間施設を利用しての宴会となります。

9月7日は三重県に向かうため移動されるそうです。

三重県や奈良県訪問のため、7日午後に三重県へ到着する予定だとか。

悠仁さまの成年式後の祝宴の会場に関しては明らかになっていませんが、こちらの記事で予想していますのでご覧ください。

悠仁さまの成年式でお召になる衣装についてこちらの記事で詳しくご紹介しています。

成年式にご出席される天皇陛下を始め他の皇族方の衣装についても詳しくご紹介していますのでぜひ見てみてください!

9月8日:伊勢神宮・神武天皇陵ご参拝

出展:女性自身 https://jisin.jp/koushitsu/2150059/image/1/
  • 午前:伊勢神宮参拝
  • 午後:神武天皇陵参拝
  • 神武天皇陵参拝の後空港へ

9月8日は、三重県伊勢市・伊勢神宮と奈良県橿原市の神武天皇陵を参拝されます。

成年式直後には、伊勢神宮で天照大神に成年を報告し、奈良の神武天皇陵を参拝される予定です。

これらは皇室の伝統行事であり、悠仁さまが皇族として新たな責務を担う姿を国民に示す大切な儀式となります。

悠仁さまが伊勢神宮を参拝されるのは、2022年ぶりだそうです。

さらに、奈良県を訪れるのは2012年11月に神武天皇陵を参拝してから13年ぶりとなるとか。

出展:時事通信 https://www.jiji.com/jc/d4?p=hht111-38-jpp13571798&d=d4_ee

身長はもちろん、伊勢神宮や神武天皇陵を参拝する際の立ち居振る舞いからも、悠仁さまの成長を感じられそうですね。

以前神武天皇陵を参拝したときの画像を見ると、まだ幼い悠仁さまを思い出します。
2025年の参拝では、立派になった悠仁さまを拝見できるのですね!

悠仁さまの伊勢神宮参拝について、詳しく解説している記事がありますので気になる方はぜひご覧ください。

9月9日:昭和天皇陵ご参拝

出展:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/0dca46c6326c16391370306dca1d485051fda224

9日には、東京・八王子にある昭和天皇陵を参拝されます。

高校卒業を報告するために2024年3月に昭和天皇陵を参拝されていましたね。

皇族の方々は、節目の年に昭和天皇陵を参拝するケースが多く見られます。

愛子さまも、大学卒業と就職を報告するために2024年4月25日に昭和天皇陵を参拝されました。
実は、愛子さまが昭和天皇陵を単独で訪問するのはこのときが初めてだったそうです。

9月10日:昼食会

9月10日、三権の長を招いた公的な食事会が行われます。

9月6日には、親戚や皇族、旧皇族を招いた私的な晩餐が開催されますが、こちらの昼食会はまた異なる食事会です。

どちらも東京の民間施設で行われるとのことですが、詳しい会場は判明していません

近隣にあるパーティ会場やホテルが利用されると予想されています。

アメリカにいる小室夫妻も招待されているのでは、との噂も広がっていますが、「来ない可能性が高い」と言われています。

記者によると、このタイミングで夫妻が帰国するのは考えづらいそうです。

また、小室夫妻について以下のように語っています。

将来の天皇陛下である悠仁さまを支えるファミリーの存在を内外にアピールする必要性が出てくるからだと聞きました。が、そういった場が実現しても圭さんの存在は重要視されていないという指摘もあります。そのあたりに、いわば“圭さんアレルギー”のようなものの深刻さを感じますね

引用:YAHOO!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/36594c2aebb5f8f74a34bbc413be4180cd49ed70?page=2

圭さんアレルギー」と、かなり辛辣な言葉で小室圭さんへの感情を表しています。

眞子さんは、悠仁さまの成年式に姿を現す可能性は低いと考えられているようですね。

参考までに天皇陛下の成年式について

東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/389071

悠仁さまの成年式を理解するうえで、過去の事例として 天皇陛下(現・徳仁天皇) が1980年に迎えられた成年式の流れをご紹介します。

当時の成年式は「冠を賜うの儀」から始まり、「加冠の儀」「宮中三殿の参拝」「朝見の儀」「勲章親授」と続く一連の重要な儀式でした。

皇室において成年を迎えることは、単なる通過儀礼ではなく、国家と国民に奉仕する皇族としての新たな一歩を意味します。

以下の図は、天皇陛下の成年式の様子をまとめたものです。

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日付行事内容
9月6日(土) ・冠を賜うの儀(秋篠宮邸にて冠を拝受)
・加冠の儀(皇居・宮殿で冠を着用)
・朝見の儀(宮殿・松の間で両陛下に拝謁)
・勲章親授(大勲位菊花大綬章を拝受)
・私的祝宴(都内・非公開)
9月7日(日) ・移動日(内宮御在所へ)
9月8日(月) ・伊勢神宮外宮・内宮を参拝
・奈良・神武天皇陵を参拝
9月9日(火) ・昭和天皇陵を参拝(東京・八王子市)
9月10日(水) ・祝賀昼食会(皇室会議の議員らを招待/都内の民間施設)

このように、成年式は皇族方の人生における大きな節目であり、悠仁さまの成年式においても伝統を継承しつつ、時代に即した形で行われることが期待されています。

成年式の歴史的背景

皇族の成年を祝う儀式は、単なる節目の行事ではなく、日本の社会や文化の中で長く受け継がれてきた「成人の証」を意味するものです。

古代から近代にかけて、成年を迎えることは家族や社会に対して責任を担う第一歩とされ、儀礼を通じてその自覚を促されてきました。

皇室における成年式も、そうした歴史的背景に基づき発展してきたのです。

古代から続く「元服」の伝統

成年を祝う儀式の原点は、平安時代から行われていた「元服」にさかのぼります。

公家や武家社会において男子が成人し、公的に社会活動に参加することを示す儀式でした。

皇室ではこれが現代まで受け継がれ、成年式として形を変えて残っているのです。

昭和以降の成年式

近代以降は、天皇や皇族が成年に達すると、伊勢神宮や神武天皇陵を参拝し、成年を報告することが慣例となっています。

昭和天皇の御代からは「成年式」の名で呼ばれ、衣装や儀礼の形も整えられました。

過去の皇族成年式との比較

皇族の成年式は、単に成人を迎える儀式ではなく、古来から続く伝統を受け継ぎつつ、時代ごとの特色を映す大切な節目です。

ここでは、愛子さまから昭和天皇の時代の皇族まで、近年の成年式を振り返ってみましょう。

  • 愛子さま(2021年)
    成年を迎えられた際、ティアラを着用し宮中三殿を参拝。天皇皇后両陛下へご挨拶され、祝賀行事が執り行われました。
  • 佳子さま(2014年)
    成年にあたり伊勢神宮と神武天皇陵を参拝。成年皇族としての務めの第一歩を踏み出されました。
  • 黒田清子さん(1990年)
    成年皇族としての儀式を行い、ティアラ姿で宮中三殿に参拝。成年後は公務や式典に臨まれ、成年皇族として活動を開始されました。
  • 秋篠宮さま(1985年)
    20歳の誕生日に「立太子の礼」などは伴いませんでしたが、成年皇族として伊勢神宮・神武天皇陵に参拝。燕尾服姿で朝見の儀に臨み、天皇皇后両陛下(当時の昭和天皇・香淳皇后)に挨拶されました。
  • 天皇陛下(徳仁さま/1980年)
    20歳の誕生日に成年式を迎え、皇居で朝見の儀が行われました。昭和天皇に拝謁し、成年皇族としての誓いを立てられました。伊勢神宮や神武天皇陵参拝も行われ、正装姿が報じられています。

このように、それぞれの成年式は伝統を受け継ぎながらも、その時代の皇室の姿勢や背景を反映しています。

悠仁さまの成年式もまた、伝統を大切にしつつ、現代にふさわしい形で執り行われることが期待されます。

以前の成年式はどんなものだった?

前回の成年式は、40年前の秋篠宮さまの20歳の節目に行われました。

「先例に則って成年式を行う」とのことでしたが、ほとんどの方は以前の成年式をご存じないと思います。

そこで、秋篠宮さまおよび天皇陛下の成年式について調査しました!

1985年 秋篠宮さま

出典:女性自身
https://jisin.jp/koushitsu/2352370/image/1/

秋篠宮さまの成年式は、民法の規定が適用され、20歳の誕生日当日に成年式が行われました。

20歳のときですので、大学在学中だったということになりますね。

悠仁さまの成年式と秋篠宮さまの成年式は、式の流れは同様のようです。

ちなみに、悠仁さまが当日身に付ける装束は秋篠宮さまが着用されたものを使うとのこと。

1980年 今上天皇

出典:共同通信イメージリンク https://imagelink.kyodonews.jp/detail?id=8745343

天皇陛下(浩宮さま)の成年式は、1980年2月23日に行われました。

同日に立太子の礼も行われています。

天皇陛下も成年式当日に20歳を迎えられたことから、民法に従って成年式が開かれたことがわかります。

ちなみに、浩宮さまの成年式当日のエピソードとして、こんな記録があるようです。

浩宮さまはこの朝、いつもより早く七時ごろ起床され、潔斎をすまされた。早起きはあまりお得意でないらしく、礼宮さまや紀宮さま、職員からも借りて五つも目覚まし時計をかけられていた

引用:女性自身
https://jisin.jp/koushitsu/2372269/

浩宮さまの意外な一面ですね!
なんだか親近感が湧く……

皇族にとっては成年式はとても大切な儀式です。

当時の浩宮さまが早起きした理由には、緊張もあったかもしれません。

まとめ|悠仁さま成年式と過去の成年式の比較

悠仁さまの成年式は2025年9月6日から4日間にわたり執り行われ、冠を賜うの儀や加冠の儀、伊勢神宮・神武天皇陵参拝など、皇族の成年を示す伝統儀式が行われます。

これは、1980年の天皇陛下、1985年の秋篠宮さまの成年式に連なる格式ある流れを継承するものです。

愛子さまや佳子さまの成年行事も、伊勢神宮参拝やティアラ姿でのご挨拶といった伝統が受け継がれており、悠仁さまの成年式もまた時代に即した形で注目されます。

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年代皇族成年式の特徴
1980年天皇陛下(浩宮さま)冠を賜うの儀、加冠の儀、宮中三殿参拝、朝見の儀を実施。20歳の誕生日に挙行。
1985年秋篠宮さま20歳で成年式を迎え、伊勢神宮・神武天皇陵を参拝。燕尾服姿で朝見の儀に臨まれた。
1990年黒田清子さんティアラ姿で宮中三殿を参拝。成年皇族として本格的に活動開始。
2014年佳子さま成年にあたり伊勢神宮・神武天皇陵を参拝。成年皇族としての務めを始められた。
2021年愛子さま宮中三殿を参拝し、ティアラ姿で両陛下に拝謁。成年皇族としての第一歩を踏み出された。
2025年悠仁さま9月6日から成年式を実施。冠を賜うの儀、加冠の儀、参拝や朝見の儀など一連の儀式を4日間かけて挙行予定。

今回は、悠仁さまの成年式の日程と、成年式で行われることについて調査しました。

成年式は天皇陛下から冠を賜り、その冠をかぶる儀式(加冠の儀)がメインとされています。

その後、成年を迎えた男性皇族が受けることが慣例となっている大勲位菊花大綬章を授与される予定です。

40年ぶりの成年式はどうなるでしょうか。

民間施設を利用しての宴会は先例とは異なりますが、すべてがつつがなく終えるといいですね。

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