天皇陛下と雅子さまが宿泊する滋賀のホテルはどこ?わたSHIGA輝く国スポ

2025年に滋賀で行われる国スポの総合開会式に、天皇陛下と雅子さまが出席されることがわかっています。

宮内庁からの発表は2025年8月20日現在ではまだありませんが、滋賀県の国スポ実行委員会の会議資料から天皇皇后両陛下がお見えになることがわかりました。

滋賀県での国民スポーツ大会は44年ぶりの開催とのことです。

天皇陛下と雅子さまが滞在されるホテルについても気になる!

そこで今回は…

この記事でわかること
  • 天皇皇后両陛下と雅子さまのご宿泊先として有力視される「琵琶湖ホテル」の特徴と歴史。
  • ロイヤルスイートをはじめとする客室や施設、宿泊料金の目安など、ホテルの詳細情報。
  • 国スポ会場や滋賀県内の観光地とのアクセス、皇室ゆかりの宿泊先としての可能性。

国スポは、滋賀県全域でたくさんの競技が行われる大きな大会です。

天皇皇后両陛下のお出ましにも注目が集まりますね。

目次

天皇陛下と雅子さまが宿泊される滋賀のホテルはどこ?

出展:東京新聞 https://www.tokyo-np.co.jp/article/428780

天皇皇后両陛下と雅子さまが宿泊されるホテルは判明していないのですが発表されていませんが、宿泊される可能性の高いホテルをご紹介していきましょう。

琵琶湖ホテル

出展:PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000350.000083761.html

その名の通り、窓からは美しい琵琶湖が臨めるホテルです。

琵琶湖の観光船寄港「大津港」や比叡山延暦寺もあり、観光にもぴったりなホテルですね。

琵琶湖を船の上から見るのもステキな観光スポットですね!

琵琶湖を一望できるホテルの、スイートルームの価格について調査しました!

琵琶湖ホテルの基本情報

スクロールできます
項目内容
名称琵琶湖ホテル
住所〒520‑0041 滋賀県大津市浜町2‑40
電話番号077-524-7111
開業1934年10月27日
客室数175室(すべてレイクビュー)
レストラン数7店舗
延床面積24,000 m²
駐車場155台(無料優待あり)
最寄駅京阪・びわ湖浜大津駅(直結/徒歩5分)、JR大津駅(徒歩10分/無料送迎バスあり)
アクセス京都駅より電車約10〜15分、ホテルへシャトルバスあり
プール(夏季限定)琵琶湖をモチーフにした屋外プール(形状は湖の形)、長さ26m × 幅20m。水深0.6m(子供用)・1.2m(大人用)で、利用者専用更衣室・浮き輪用エアーコンプレッサーあり。
温泉「瑠璃の湯」広々とした内湯や露天風呂、ルーフトップテラスを備えた天然温泉浴場。「びわ湖の開放感を存分に味わえる」構造。

琵琶湖ホテルは、滋賀県大津市で1934年に開業し、琵琶湖畔に位置する老舗のリゾートホテルです。

現在、全175室が「レイクビュー」として設計され、雄大な景観を楽しめる宿泊環境となっています。

ホテル内には7つのレストランを含む多彩な食事施設が揃い、延床面積は24,000㎡と広々。駐車場も155台と充実しており、車でのアクセスにも配慮されています。

アクセス面では、京阪電鉄びわ湖浜大津駅から徒歩約5分、またはJR大津駅から徒歩約10分で、宿泊者向けの無料シャトルバスも運行しているため、京都方面からの観光にも大変便利です。

琵琶湖の自然を間近に感じながら、快適な滞在を提供するホテルとして、多くの賓客を迎えてきた歴史と実績を持つ施設です。

琵琶湖ホテルの屋外プールは湖を模したデザインで、宿泊者のみが利用可能な贅沢な空間です。

子どもも安心して遊べる浅場から、しっかり泳げる深さまで揃っており、湖畔の開放感を感じながらリゾートを満喫できます。

天然温泉を使用した浴場で、広々とした内湯や露天風呂から琵琶湖の眺めを楽しみながら心身をリフレッシュできます。ルーフトップテラスでの夕涼みも魅力です。

琵琶湖ホテルのロイヤルスイート間取り・概要とお部屋の特徴

出展:OZmall https://www.ozmall.co.jp/travel/stay/330/room/9944/
スクロールできます
項目内容
広さ約100㎡(12階)
間取りリビングルーム+ベッドルームの独立型
景観幅9mの大きな窓から琵琶湖を一望
インテリア「水」をテーマにした青基調の落ち着いた空間
ベッドシモンズ製ダブルベッド(W1,600×L2,030mm)
アメニティWi-Fi、コーヒーマシン、ミニバー、パジャマ、スリッパなど
ラウンジ特典クラブラウンジで朝食・軽食・スイーツを利用可
価格帯(目安)150,000円~/1泊(税・サ込)2015年の導入時の設定の記録があり、現在はそれ以上である可能性が高い。

琵琶湖ホテルのロイヤルスイートは、館内で唯一の特別仕様ルームです。

12階に位置し、約100㎡の広々とした空間にはリビングとベッドルームが完全に独立して配置され、プライベート感と居住性を兼ね備えています。

最大の魅力は、幅9メートルもの大窓から望む琵琶湖の絶景。朝焼けから夕暮れまで、刻一刻と変わる湖面の表情を、室内から贅沢に楽しむことができます。

青を基調としたインテリアは「水」をテーマにデザインされ、湖畔の透明感や清涼感を感じさせる落ち着いた雰囲気です。

宿泊者はクラブラウンジを利用でき、地元食材を活かした朝食や季節のスイーツを琵琶湖の眺望と共に楽しめます。

さらに、シモンズ製の大型ベッド、専用コーヒーマシン、ミニバーなど、ラグジュアリーな滞在を演出する設備が揃っています。

価格については、公式HPに現時点で明記されていませんが、2015年に1泊150,000円程度とされていた記録が残っています。

ロイヤルスイートルームはプレミア・ラグジュアリーフロア アクアに位置します。

プレミア・ラグジュアリーフロア アクアの名の通り家具は青で統一されていて、水をイメージさせる明るく涼そうな部屋です。

窓際のカウチの目線の先には琵琶湖が広がっていてとてもステキな景色です!

ロイヤルスイートルームだけでなく、プレミア・ラグジュアリーフロアは、客室設備も充実しているため贅沢な旅を楽しみたい方にはこちらのホテルをご利用ください。

琵琶湖ホテルに皇族が宿泊した歴史は?

滋賀県報知新聞
https://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0030304
年代/時期宿泊された方・理由・背景
1934年〜戦前昭和天皇、皇族など、多くの皇室関係者が宿泊。「湖国の迎賓館」として地位を確立
1942年頃高松宮親王が宿泊時の夕食献立表が現存(献立表に洋食構成が記録)
1975年(昭和50年)第26回全国植樹祭に伴う天皇行在所として活用された記録あり
1981年(昭和56年)第36回国民体育大会に際し、天皇行在所として利用された実績あり
1981年以降タイ国王妃・王女、川端康成、ヘレン・ケラー、ジョン・ウェインら著名人も宿泊
2007年(平成19年)「全国豊かな海づくりびわ湖大会」に関連し、天皇皇后両陛下が宿泊

琵琶湖ホテルは、1934年の開業以来「湖国の迎賓館」として皇族や国内外の高位ゲストを迎えてきた歴史あるホテルです。

戦前から皇族のご宿泊があったことは、当時の格式と影響力を示しています。

また、高松宮親王が宿泊された際の献立表が残っているように、迎賓の細やかな記録も現在につながる文化資産です。

1975年と1981年には、国の儀礼に伴う天皇の行在所として利用された記録もあり、今なお皇室との深い関わりをもつホテルです。

さらに、2007年のびわ湖大会の際には天皇皇后両陛下が宿泊され、地域と皇室のつながりが現代にも受け継がれていることが伺えます。

さらに、タイの国王妃や王女、ヘレン・ヘラーやジョン・ウェイン、川端康成など、国内外の有名人も訪れるかなりの老舗ホテルです。

ヘレン・ケラーや川端康成は、歴史に詳しくない方でも名前を聞いたことはある有名人ですね!

これらの歴史を踏まえると、琵琶湖ホテルが皇族の宿泊先として今後も有力な候補であることに納得がいきます。

一方、2025年の滋賀県ご訪問ではご宿泊されませんが、国スポ会場から近い琵琶湖畔にある彦根プリンスホテル(現・ビワフロント彦根)も皇室とゆかりの深いホテルです。

1993年6月のご成婚直後、当時皇太子だった天皇陛下と雅子さまは地方公務で滋賀を訪れ、このホテルにご宿泊されました。

お二人が泊まられたのは、琵琶湖と山稜を一望できる8階スイートルーム。

朝夕には湖面が茜色に染まり、夜は月明かりが水面を照らす幻想的な景色が広がりました。

その光景を、雅子さまは翌1994年の初めての歌会始で「相聞歌」として詠まれています。

〈君と見る波しづかなる琵琶の湖(うみ)さやけき月は水面(みのも)おし照る〉

結婚間もないお二人が共に見つめた琵琶湖の静かな夜景が、和歌として結晶したこの一首。

彦根プリンスホテルは、皇族の公務の宿泊先としてだけでなく、天皇陛下と雅子さまの絆を深めた「思い出のホテル」としても記録されています。

琵琶湖ホテルの歴史

琵琶湖ホテル公式HP
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/about/history/

琵琶湖ホテルは、昭和9年(1934年)に滋賀県大津市の柳が崎に開業しました。

当時は国策による国際観光ホテルの一つで、桃山風破風造の意匠が特徴的な昭和モダン建築でした。

シングル5〜15円、ダブル8〜22円という宿泊料金は、今では想像できないほどの価格ですが、当時の社会背景を色濃く映し出しています

戦後の昭和20年(1945年)にはGHQの接収を受け、進駐軍専用ホテルとして利用されました。

プールや娯楽施設が整備され、異文化の交流が生まれた場としても知られています。

その後、営業を再開し、滋賀の迎賓館として皇族や国内外の要人を迎えてきました。

そして大きな転機となったのが、平成10年(1998年)の移転・新築開業です。

柳が崎から現在の浜大津駅前へと移り、湖畔の絶景を取り込む現代的なリゾートホテルとして新たに生まれ変わりました

客室や設備を大幅に刷新し、国際観光都市・大津のシンボルホテルとしての役割を継続しています。

一方で、旧琵琶湖ホテル本館は大津市により保存され、平成14年(2002年)に「びわ湖大津館」として再活用

今も市民や観光客に親しまれる施設となっています。

このように、琵琶湖ホテルは「昭和モダンの迎賓館」から「現代リゾートホテル」へと進化しながら、皇族とのご縁や地域に根ざした歴史を持ち続けています。

国スポ会場からホテルまでのアクセスは?

国スポ総合開会式の会場である平和堂HATOスタジアムから琵琶湖ホテルへの移動は、車で約1時間と、やや距離があります。

しかし琵琶湖ホテルは昭和天皇や上皇陛下も宿泊された由緒あるホテルであり、今回も皇族のご宿泊先として有力な選択肢です。

さらに、9月28日の宿泊予約がすでにクローズされていることは、皇族ご利用に備えた措置の可能性を示唆しており、ホテルから除外される理由にはなりません。

実際のご公務でも、目的地と宿泊先が一定の距離にあっても選ばれる例があります。

たとえば、2025年6月に沖縄慰霊訪問された際は、平和祈念資料館からザ・ナハテラスまで車で約25分(約16.7km)移動されています 。

このときも、1時間の移動距離とではいかないまでも、距離がややあるにもかかわらず、高い安全性と信頼性を持つホテルが優先されたことがわかります。

つまり、今回も類似の事情が想定され、琵琶湖ホテルがご宿泊先として選ばれる可能性は十分に考えられます。

まとめ|天皇陛下と雅子さまが宿泊される可能性のある滋賀・琵琶湖ホテル

スクロールできます
項目内容
宿泊候補琵琶湖ホテル(滋賀県大津市)
特徴全室レイクビュー、天然温泉、屋外プール、7つのレストラン
スイートロイヤルスイート約100㎡、琵琶湖一望、クラブラウンジ利用可
価格帯過去記録で150,000円〜/泊(現在は非公開)
皇室との関わり昭和天皇、上皇ご夫妻、現天皇陛下も宿泊実績あり
アクセスJR大津駅徒歩10分、国スポ会場から車で約1時間
天皇と雅子さまの宿泊ホテル候補琵琶湖ホテル
両陛下が出席される開会式の日程9月28日
両陛下が訪問される候補地比叡山延暦寺
琵琶湖博物館

琵琶湖ホテルは「湖国の迎賓館」として知られ、昭和天皇や現上皇ご夫妻、さらに海外の王族や著名人も宿泊してきた由緒あるホテルです。

国スポ会場からはやや距離があるものの、皇室が宿泊先を選ぶ際には安全性や実績が重視されるため、天皇皇后両陛下と雅子さまのご宿泊先として有力視されています。

また、戦後80年という節目にあたり、平和の象徴ともいえる比叡山延暦寺を訪問される可能性も考えられます。

「わたSHIGA輝く国スポ」での滋賀訪問を機に、歴史と文化が息づくこの地で、少しでも滞在を楽しまれることを願いたいですね。

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次