【2025年11月】愛子さまラオスご訪問の全日程!出発から帰国までを時系列で紹介

愛子さまの初海外ご公務はどこ?なぜ今、ラオスなのか気になる…

そんな疑問を抱いていませんか?

2025年11月17日~22日まで、愛子さまがラオスを公式に訪問されます。

これは、日本とラオスの外交関係樹立70周年を記念するものであり、愛子さまにとって“初の海外ご公務”という歴史的な節目でもあります。

でも、皇族の海外訪問ってどう選ばれてるの?

そう思った方もいらっしゃることでしょう。

そこで・・・

この記事でわかること
  • 2025年11月に予定されている愛子さまの初の公式海外ご公務の詳細と日程
  • 日本とラオスの外交関係樹立70周年を記念する各種行事とその目的
  • 愛子さまのご訪問が持つ皇室外交上の意義と、国際親善活動への影響

このような内容を中心に、ラオス訪問の背景や目的、外交的な意義をわかりやすくお伝えします。

読み進めていただければ、今回の訪問がなぜ注目されているのか、そして愛子さまがどのような思いで臨まれているのかがきっとわかりますよ!

気になる愛子さまが11月22日に帰国される具体的な時間についてはこちらでご紹介!ジャンプできます!

目次

愛子さまのラオスご訪問はいつ?2025年11月17日~22日の日程一覧

※時間の表記は現地時間です。日本時間記載の場合は日本時間と表記しています。

なお、ラオスとの時差は2時間で、日本のほうが2時間進んでいます。

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日付内容訪問先の都市備考
11月17日(月)日本時間11時25分:羽田空港を出発
タイ・バンコクを経由してラオスの首都ビエンチャンに到着(日本時間22時47分)。
ビエンチャン民間機利用。到着後は関係者による出迎えを受けられる。初の外国公式訪問として注目。
11月18日(火)10時ごろ:ラオスを代表する建築物の「凱旋門」
正午:ラオス仏教で最も格式があり象徴でもある「タートルアン大塔」を視察
ビエンチャン
仏教と歴史を象徴する建造物を見学。文化理解と日本との友好を深める意図。
11月18日(火)14時ごろ:トンルン・シースリット国家主席を表敬訪問。
19時ごろ:国家副主席主催の晩餐会にご出席
ビエンチャン晩餐会では愛子さまがお言葉を述べられる予定。国家元首級の接遇を受けられる。
11月19日(水)11時ごろ:現地の日本語教育機関を視察。教師や学生と懇談。ビエンチャン青年交流・教育支援への関心を示される。日本語普及活動に理解を示される。
11月19日(水)14時40分ごろ:「COPEビジターセンター」を視察。不発弾被害の現状を学ばれる。ビエンチャンベトナム戦争期に投下されたクラスター弾被害の啓発施設。日本の支援事業とも関連。
11月19日(水)16時ごろ:「武道センター」を訪問し、稽古に励む子どもたちと交流。ビエンチャン日本の無償資金協力により建設。スポーツ・文化交流を象徴する視察先。
11月20日(木)7時20分ごろ:「ラオス中国鉄道」で北部の古都ルアンパバーンへ移動。ルアンパバーン新幹線式高速鉄道を利用。
11月20日(木)11時20分ごろ:「国立博物館」および「シェントーン寺院」ご視察ルアンパバーン世界遺産の古都ルアンプラバンを訪問
正午ごろ:県党書記主催の昼食会にご出席ルアンパバーンラオス側から贈られた民族衣装が印象的な昼食会
14時ごろ:「ラオ・フレンズ小児病院」を視察。
16時頃:「クワンシーの滝」を散策
ルアンパバーン小児病院は日本のNPO法人が建設。医療支援活動に関心を示される。
景勝地「クワンシーの滝」も散策
11月21日(金)在留邦人および日本ゆかりのラオス人と面会。
ビエンチャンから経由地ベトナムへ
ビエンチャン

ビエンチャン→ベトナム(ハノイ)
日本文化普及や教育に携わる現地関係者と懇談。
11月22日(土)ベトナム経由で帰国の途へ。ベトナム(ハノイ)→羽田民間機で帰国。約6日間の公式訪問を終えられる。

外務省や宮内庁関係者によると、日本とラオスの外交関係樹立70周年という節目に合わせた訪問

また、気候やラオス国内の祝賀行事に配慮しつつ、安全面と日程のバランスを考慮した上で11月中旬が有力と報じられていた通りになりましたね!

11月17日~22日の日程でのご訪問

11月17日愛子さま羽田空港ご出発の時間

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD12C1K0S5A111C2000000/
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区間便名出発(現地時刻)到着(現地時刻)到着(日本時刻)備考
羽田 → バンコク・スワンナプームJL31(日本航空)11:25(羽田)16:25(バンコク)18時25分毎日運航の昼便。羽田→BKKの標準的な午前〜昼発直行便
バンコク → ビエンチャンTG574(タイ国際航空)18:30(BKK)19:45(VTE)21府45分スワンナプーム発→ビエンチャン行き夕方〜夜便
時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025111700049&g=soc

乗り継ぎ時間:約 4時間半(15:10着 → 19:45発)
→ 入国せずトランジットでも余裕があるくらいで、「やたら長い」というほどではない感覚です。

総所要時間(目安)

  • 飛行時間:羽田→バンコク 約5.5時間+バンコク→ビエンチャン 約1時間10分ほど
  • 乗り継ぎ含めて 約11〜12時間前後

実際の便名は公表されていませんが、現在のダイヤから考えると上記のようなルートが有力です。

なお、羽田空港からラオスへの直行便はありません。

11月18日(2日目)|愛子さま、ビエンチャンで文化・歴史・外交の主要行事にご臨席

Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5761441dbcb7c51e6463c2d283ee880c8309ac3e/images/000

11月18日は、ラオス公式訪問の中でも特に内容が濃い1日となりました。

午前の歴史建造物視察から、民族衣装でのタートルアン参拝、そして国家主席らとの面会、夜の晩餐会まで続くフルスケジュール。

初の海外公務とは思えない堂々としたご様子でした。

10時ごろ|ラオスの象徴「凱旋門(パトゥーサイ)」を視察

毎日新聞
https://mainichi.jp/graphs/20251118/mpj/00m/040/075000f/20251118mpj00m040068000p

愛子さまはまず、ビエンチャン中心部に建つラオスの象徴「パトゥーサイ(凱旋門)」を訪問。

高さ約49メートルの独立記念塔で、内部の展示室や上層階のバルコニーから市内を眺望されました。

ラオス在住の日本人が広場に集まり、愛子さまが手を振られると、大きな拍手が起こったと伝えられています。

愛子さまのお言葉
「凱旋門の歴史と、ビエンチャンの素晴らしい景色に感銘を受けました」

正午|ラオスの黄金仏塔「タートルアン大塔」へ

毎日新聞
https://mainichi.jp/graphs/20251118/mpj/00m/040/075000f/20251118mpj00m040106000p
毎日新聞
https://mainichi.jp/graphs/20251118/mpj/00m/040/075000f/20251118mpj00m040108000p

続いて訪れたのは、ラオス国家の象徴である高さ45メートルの黄金仏塔「タートルアン大塔」。
ラオス側から贈られた民族衣装「シン」をお召しになり、現地関係者からは「美しさに感銘を受けた」と称賛の声が寄せられました。

愛子さまは靴を脱いで祭壇に進み、供花・供灯を行いながら熱心に説明をお聞きになったとのことです。

愛子さまの感想(側近談)
「壮観。歴史の重みを感じました」

14時ごろ|国家主席・首相と相次いで会談


時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025111800751&g=soc&p=20251118at82S&rel=pv#goog_rewarded
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20251118/k00/00m/040/307000c

午後は、ビエンチャン中心部の国家主席府へ移動し、儀仗兵が整列する赤じゅうたんの上を進まれました。

  • パーニー国家副主席との会談
  • トンルン国家主席への表敬訪問
  • ソーンサイ首相との会談

いずれの場でも、**天皇皇后両陛下からの親書(メッセージ)**を丁寧に伝達されました。

トンルン国家主席の言葉
「ご訪問を心から歓迎し、両国の交流がさらに発展することを期待します」

愛子さま
「温かいおもてなしをいただき、大変うれしく思います」

19時30分ごろ|パーニー国家副主席主催の晩餐会に振袖でご出席

産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20251118-DDQRY7O5JRBU3LHXEAV67POXEY/photo/FIMGIBR4XZPXTFXB4ZEM24KQHY/
産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20251118-DDQRY7O5JRBU3LHXEAV67POXEY/photo/FIMGIBR4XZPXTFXB4ZEM24KQHY/

夜は市内ホテルで行われた晩餐会へ。
愛子さまは 薄い黄緑色の振袖 をお召しになり、堂々と挨拶に立たれました。

挨拶では、2012年の天皇陛下(当時 皇太子)のラオス訪問の思い出を紹介し、
さらに日本とラオスの協力の歴史、JICA海外協力隊の活動、東日本大震災での支援などにも言及。

最後はラオス語で締めくくられ、現地メディアでも大きく報じられました。

愛子さま(ラオス語で)

  • 「コー・コープ・チャイ(ありがとうございました)」
  • 「ニョック・チョーク(乾杯いたしましょう)」

11月19日(3日目)|日本語学習の若者との交流、不発弾問題の視察、武道センターでの演武観覧まで充実の一日

ラオス公式訪問3日目の11月19日、愛子さまは教育、平和、文化交流の3つのテーマを象徴する現場をご訪問されました。

特に、日本語学習者との交流や不発弾問題への理解を深める場面は、若い皇族としての誠実さが表れた印象的な1日となりました。


11時ごろ|日本語・日本文化を学ぶ若者たちと交流

毎日新聞
https://mainichi.jp/graphs/20251119/mpj/00m/040/092000f/20251119mpj00m040161000p


愛子さまは午前、ビエンチャン市内の「ビエンチャン中高一貫校」を訪問。

日本語パートナーズによる授業を見学し、生徒たちの「福笑い」ゲームや日本語の声かけを楽しまれました。

生徒たちへの質問

  • 「どうして日本語に興味を持ったのですか?」
  • 「楽しいですか?印象に残ったゲームはありますか?」

生徒からの回答
「日本は平和で美しく清潔な国だと聞き、ぜひ日本語を学びたいと思いました」

愛子さまは大きくうなづかれ、温かい表情で会話を続けられました。

毎日新聞
https://mainichi.jp/graphs/20251119/mpj/00m/040/092000f/20251119mpj00m040161000p


さらに、2人の生徒が“2日間かけて描いた愛子さまのデッサン画”をサプライズで贈呈。

愛子さまは「ありがとうございます。大切に保管したいです」と感激の様子でした。

14時40分ごろ|「COPEビジターセンター」で不発弾問題の現状を学ぶ

東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/450366?rct=national

午後は、不発弾の被害を伝える「COPEビジターセンター」へ。

ベトナム戦争でラオスに投下された200万~300万トンものクラスター爆弾は、現在も多くが不発のまま残っています。

愛子さまは模型、義足、爆弾の破片などの展示を熱心に見学し、

質問された内容

  • 「処理を行うにあたり、どのような点が難しいでしょうか」
  • 「破片はどのように処理していますか」

案内役のJICA専門家は、日本とラオスが協力する意義を説明し、愛子さまは深くうなづき「どうかお体にお気をつけてください」と労われました。

退館の際には、ラオス側スタッフへ
「将来、ラオスから不発弾が無くなることを願っております」と伝えられました。

16時ごろ|日本支援の「武道センター」を視察

毎日新聞
https://mainichi.jp/graphs/20251119/mpj/00m/040/253000f/20251119mpj00m040243000p

続いて、日本の支援で建設された「武道センター」へ。

ここでは柔道・空手・少林寺拳法・剣道などの演武が披露され、愛子さまは大きな拍手を送られました。

愛子さまのお言葉
「迫力のある素晴らしい演武を見せていただきました」

柔道指導にあたるJICAボランティアには指導言語について詳しく質問。
さらに、2021年東京五輪出場の柔道男子ラオス代表・シッティーサンさんには、

「先を見据えて頑張っていらっしゃるのですね。活躍をお祈りします」

と励まされました。

若い世代同士の交流と平和の学びが深まった1日

日本語を学ぶ若者との交流、不発弾問題の視察、そして武道を通した文化交流。


愛子さまが“未来を担う世代”と真正面から向き合い、平和と友好への思いを深められた非常に象徴的な1日となりました。


11月20日(4日目)|愛子さま ビエンチャンから特別列車でルアンプラバンへ移動(午前)

産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20251120-2BC7AQMVBFHWROWYIUGQUA7ZSM/

愛子さまは午前7時20分ごろ、ビエンチャン駅を出発し、中国ラオス鉄道の臨時特別列車で北部ルアンプラバンへ向かわれました。

開通は2021年の新しい国際鉄道で、今回のご訪問に合わせて特別編成された列車が使用。

午前11時すぎに到着。 車窓からの山岳地帯の風景を楽しまれた様子。

ラオス伝統衣装(桃色のブラウス+紫の巻きスカート)で文化施設をご視察

毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20251120/k00/00m/040/317000c

ラオス側から贈られた民族衣装をご着用。

上品で柔らかな桃色のブラウスと、伝統文様が入った紫のシン(巻きスカート)が印象的。

事前に愛子さまのお好きな色を聞いたうえで準備されたもの。

とてもお似合いです。

11時20分ごろ|国立博物館を訪問後、シェントーン寺院(Wat Xieng Thong)

日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/photonews/photonews_nsInc_202511200001354-2.html

国立博物館ではラオスの歴史と王朝文化に触れられ、案内役の職員に熱心に質問される姿が見られました。

シェントーン寺院では

本堂の黄金の壁画と仏像をご覧になり、
心が洗われるような気持ちです」とお話しされました。

ラオス仏教美術の象徴ともいえる寺院で、愛子さまの静かなまなざしが印象的な場面。

正午ごろ|県党書記主催の昼食会でスピーチ

産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20251120-2BC7AQMVBFHWROWYIUGQUA7ZSM/

ルアンプラバン県党書記・ブンルアム氏が主催する昼食会にご出席。

愛子さまは冒頭のごあいさつで、2012年に当時皇太子だった陛下が訪ねられた際の思い出を紹介。

  • 「メコン川沿いで育まれた伝統と人々の優しさに心を動かされた」と父から聞いたこと
  • 秋篠宮ご夫妻や眞子さんの訪問の積み重ね
  • 皇室の歩みを受け継ぎ、日ラオス交流の懸け橋の一端を担いたい

と丁寧に述べられ、ラオス側も熱心に聞き入っておられた様子。

乾杯のシーンでは和やかな笑顔が見られました。

14時ごろ|ラオ・フレンズ小児病院をご視察

時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025112000474&g=soc&p=20251120at70S&rel=pv

日本のNPO「FWAB(フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダー)」が運営する小児病院を訪問。

入院病棟・障害児クリニックなどを見学し、代表の赤尾和美さん(62)から説明を受け、
「どんな病気が多いのですか?」
「栄養状態はどのように影響しますか?」
など、専門的な質問も。

赤尾さんが「感染症の背景として栄養不良もある」と答えると、「栄養は大きな関わりがあるのですね」と深くうなずかれました。

子どもたちには「早く良くなってくださいね」と優しく声かけ。

異国で働くスタッフに対しても「患者さんに寄り添う医療を続けてください」と励まされました。

16時ごろ|クワンシーの滝を散策(午後4時ごろ)

時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025112000474&g=soc&p=20251120at83S&rel=pv

ルアンプラバン滞在最後の訪問地は、市南約29kmの人気観光地・クワンシーの滝

高さ約60mの断崖を流れ落ちる滝で、下流に階段状の碧い池が連なる絶景スポット。

愛子さまはパンプスを白いスニーカーに履き替えて散策され、エメラルドグリーンの滝つぼをじっと見つめられていました。

案内した県幹部によると、
「写真で見るより雄大だった」「現地で見られて嬉しいです」
という趣旨の感想を述べられたとのこと。

自然の迫力を楽しむ、リラックスした表情が印象的でした。

11月21日愛子さまご訪問5日目|ラオスの織物文化を深くご視察された一日(ビエンチャン)

21日(金)は、ラオスの伝統文化の中核であるシルク織物に触れ、実際に機織りも体験される大変印象的な1日となりました。

10時30分ごろ|「ラオスの織物の至宝展」をご鑑賞:歴史と精神文化に触れる

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2101H0R21C25A1000000/

10時30分ごろ、愛子さまはビエンチャン市内で開催されている「ラオスの織物の至宝展(Treasures of Lao Textiles)」を訪問されました。

この展覧会は、

  • ラオス全土の民族衣装
  • 希少な手織りシルク
  • 王朝時代から伝わる貴重な文様
    など100点以上が集められた大規模展示
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2101H0R21C25A1000000/

ご説明を受けながら、

  • 「民族によって全然違うものですか?」
  • 「この文様はどういう意味を表しているのですか?」
    と丁寧に質問され、
    ラオスの多民族文化と織物の精神的背景に深い関心を示されていました。

 11時30分ごろ|伝統的な“機織り”を体験:「もうちょっとやりたいです」

産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20251121-3A7FNU6IKNNKVMDSS4OWRRWICQ/

展示会場では、ラオス女性の生活に根づく伝統的な機織り(loom)を体験されました。

最初は足の踏み込み方を慎重に確認しながら、

  • 緯(よこ)糸を通す
  • 「おさ」を引き寄せて布を打ち込む
    といった工程を一つずつ確かめられていましたが、
    数回繰り返すうちにリズムをつかまれ、
    **「楽しくなってきました」**と笑顔を見せられました。

周囲のスタッフから「続けますか?」と聞かれると、「もうちょっとやりたいです」と微笑みながら応じ、軽快な音を立ててテンポよく織り進められたとのこと。

その後、この日織られた布は、職人によって端の処理が丁寧に施され、お土産として贈られました。

布の端には、日本とラオスの両国旗の模様が添えられ、文化交流の象徴となる特別な一枚となっています。

ラオスで機織りは、母から娘へ、家庭から家庭へ受け継がれてきた生活文化そのもの。

愛子さまが手を動かしながら温かく触れられたことで、ラオス側にとっても大きな喜びとなるひとときでした。

14時ごろ|JICA海外協力隊との面会:ラオスで奮闘する日本人を温かく励まされた時間

Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3ad11c8f504203ed1a5a12bc39937f1375be6c7

21日14時ごろ、愛子さまはビエンチャン市内のホテルで、ラオスの医療・教育・文化の最前線で活動する JICA海外協力隊や専門家11人と面会されました。

看護師、日本語教師、文化指導者、病院支援スタッフなど、ラオスの地域社会を支える多様な分野のメンバーが集まり、それぞれが現地での活動内容ややりがいを報告しました。

なかでも、サワンナケート県総合病院で産科・新生児科の支援に当たる看護師・小林鈴夏さん(30) は、800グラムで生まれた低体重児を4カ月の入院を経て無事に退院まで導いた経験を紹介。

前日に小児病院の視察で新生児医療の課題(早期死亡や事故の多さ)を聞いていた愛子さまは、小林さんの話に強く心を寄せられ、

「すごく大切な活動をされていると思います」
朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASTCP1PS3TCPUTIL00XM.html?iref=pc_extlink

と、深い励ましの言葉をかけられました。

面会後、小林さんは取材に対し、

「1年半の活動が報われた思いです。
愛子さまのお言葉を、ラオス人の同僚にも伝えたい」

朝日新聞
https://digital.asahi.com/articles/ASTCP1PS3TCPUTIL00XM.html?iref=pc_extlink

と語り、緊張がほぐれたような安心の表情を見せたといいます。

参加した隊員たちは、愛子さまが一人ひとりの言葉にうなずき、質問し、現地で感じる大変さや誇りを真摯に受け止めてくれたことに「励まされた」「明日からまた頑張れる」と口々に話していました。

ラオスで奮闘する日本の若者に、優しく寄り添い、活動の価値を認めてくださった温かい時間となりました。

11月22日愛子さま帰国|羽田空港ご到着の時間

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日付便名区間出発時刻(現地)到着時刻(現地)補足
11月21日(金)VN920(ベトナム航空)ビエンチャン(VTE)→ハノイ(HAN)19:45 発20:55 着ビエンチャン〜ハノイ間の直行便。ベトナム航空の定期便として11月も運航が確認されている路線で、所要約1時間。
11月22日(土)JL 752便(日本航空)ハノイ(HAN)→成田(HND)ハノイ時間21日23:55 発日本時間6:40 着ハノイ〜羽田の直行便は午後便のみなので成田到着で帰国。所要約4時間45分。

ハノイ経由の場合のモデルルートとして

  • 「ビエンチャン→ハノイ:約1時間」
  • 「ハノイ→東京:約5時間」
  • 「乗り継ぎ含めて約8時間の移動。」
  • 皇居にお戻りになるのは22日8時10分~30分ごろ

21日にビエンチャンをご出発され、ハノイでお乗り換え。

21日はお乗り換えのハノイで、22日の早朝に帰国されます。

ハノイでご宿泊される無理のないご予定になさるのかと思いましたが、ご宿泊されはされずにそのまま早朝、成田到着便で帰国。

ハノイから羽田到着の便は午後到着便しかないため、成田空港到着後、お車で皇居におもどりにまります。

皇居ご到着は22日の8時10分から30分くらいになります。

続いて、なぜ「ラオス」が初の訪問地に選ばれたのか、その背景を見ていきましょう。

愛子さまがラオスでご宿泊されるホテルについてはこちらで詳しくご紹介しています。

愛子さまの初海外ご公務が「ラオス」に決定!

女性自身 https://jisin.jp/koushitsu/2386660/#goog_rewarded

日本とラオスの外交関係樹立70周年を記念し、愛子さまが2025年11月17日から22日までラオスを公式訪問されます。

この訪問は、愛子さまにとって初めての外国訪問となり、成年皇族としての国際的な役割の第一歩としても大きな注目を集めています。

背景には、2024年5月30日に皇居・御所で行われた天皇陛下とラオスのトンルン・シースリット国家主席との会見があります。

この会見で、トンルン国家主席は「日本との外交関係70周年」や「青年海外協力隊の派遣60周年」などに触れた上で、「愛子さまの訪問を大変光栄に思う」と歓迎の意を表明

これに対し陛下は、「愛子さまも訪問を大変楽しみにしている」と応じられたとのこと。

また、近年の日ラオス間の交流は活発化しており、2023年10月には石破茂首相(当時)が外遊先としてラオスを訪問

2024年1月にはラオスのソンサイ首相が訪日するなど、ハイレベルな相互交流が続いていることも、今回の皇族訪問の背景にあると考えられます。

こうした外交関係の深化を象徴するご訪問となる予定であり、愛子さまご自身も現在、関係機関と連携しながら慎重に準備を進められていると報じられています。

なぜラオス?日本との外交関係樹立70周年がきっかけ

新潟新聞
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/601995

愛子さまの初海外ご公務の訪問地がラオスに決まった背景には、日本とラオスの外交関係樹立から2025年で70周年を迎えるという大きな節目があります。

この記念の年に、日本から皇室の若き代表として愛子さまが訪問することは、両国の友好関係のさらなる強化を象徴する重要な出来事とされています。

また、ラオスはこれまでにも日本の皇族が訪れており、国際親善や教育支援などを通じた関係構築に積極的な国です。

こうした文脈のなかで、愛子さまが最初の訪問地としてラオスを選ばれたことには、外交的な意味だけでなく、長年にわたり続いてきた友好の証としての重みがあるといえるでしょう。

次は、愛子さまの初の外国訪問に対する世間の反応を見ていきましょう。

初の外国訪問に対する世間の反応は?

愛子さまのラオスご訪問が報じられると、SNSやメディアでは

yumeo

ついにこの日が来た!

yumenohana

皇室の未来を担う存在としてふさわしいことだわ!

といった歓迎ムードが広がりました。

特に若い世代や女性たちからは

yumeo

親しみやすくて応援したくなる!

yumenohana

凛とした雰囲気が素敵

といった声が相次ぎ、海外公務への期待も高まっています。

一方で、外交の場という重責を担うことへの心配や、「プレッシャーが大きすぎないか」といった慎重な意見も一部には見られました。

それでも、成年皇族としての公務を着実にこなしてきた実績があるからこそ、今回の初海外ご公務には安心と信頼が寄せられているようです。

次は、ラオスで予定されているご公務の内容と、その目的について詳しく見ていきます。

ラオスでのご公務の内容と目的は?

Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ae05b1a81bcdefaf19b4311e94c9237970c71c/images/000

愛子さまがラオスで果たすご公務は、日本とラオスの外交関係樹立70周年を記念する重要な国際親善活動です。

ご滞在中には、ラオスのトンルン・シースリット国家主席との面会が調整されており、国家間の友好を象徴する場となる見込みです。

また、現地で開催される記念式典や文化交流イベント教育関連施設の視察などがご予定に含まれており、若い世代同士の交流を促すことも目的の一つとされています。

こうしたご活動は、単なる外交儀礼にとどまらず、未来志向の友好関係を築くための重要な役割を担っています。

続いては、今回の訪問をより深く理解するために、愛子さまのこれまでのご公務と今回の訪問の意義を振り返ります。

愛子さまの過去のご公務と今回の訪問の意義

024年3月、学習院大学文学部を卒業された愛子さまは、同年4月から成年皇族としての公務を本格的にスタートされました。

天皇皇后両陛下の長女として、これまでに国内で次のようなご公務を着実にこなしてこられています。

愛子さまの主な国内公務(2024年〜)

  • 赤十字大会への出席(5月)
     天皇皇后両陛下とともに日本赤十字社の式典にご出席。
  • 伊勢神宮への親謁の儀(4月)
     成年皇族として、重要な神事を正式に務められた。
  • 全国育樹祭の式典ご出席(秋予定)
     自然保護や育林に関わる行事への参加予定が発表済み。
  • 外交団との面会や接遇
     外交官夫人との茶会など、国際親善の一環となる場でも役割を果たされている。
  • 皇室行事への同席多数
     園遊会や儀式的行事など、多くの公式場面で姿を見せられている。

そんな愛子さまの“宿泊を伴う公務”で訪問された場所への移動距離を、直線で合算すると、およそ3,200キロにのぼり、ほぼ日本列島を縦断した距離にあたる。

Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/fab9ba5801997be8e80b732b333edff69e6d879f

なんと、2024年10月以降、初のご公務をこなし始められてから、2025年6月まで日本列島を縦断するくらいのご公務をこなされている愛子さま。

こうした積み重ねが評価され、2025年11月にはラオスへの初の海外公式訪問が予定されることとなりました。

これは、天皇家の成年女性皇族としては極めて異例であり、「単独での初の外国訪問」として国際的にも注目を集めています。

また、日本とラオスの外交関係樹立70周年という節目にあたるこの訪問は、単なる“親善訪問”にとどまりません。

次世代の皇族が果たす国際親善・文化交流の役割を象徴する重要な一歩ともいえるでしょう。

天皇家直系の女性皇族として初の公式海外訪問の意味

愛子さまが2025年11月にラオスを公式訪問される予定であることは、皇室における大きな転機といえます。

これまでも女性皇族による海外公務は存在していましたが、天皇家の直系である女性皇族が“単独での公式訪問”を行うのは、今回が初のことです。

たとえば、秋篠宮家の佳子さまは、ハンガリー、ペルー、ギリシャ、ブラジルなどを歴訪され、国際親善に大きく貢献してこられました。

とくに直近では、約2週間にわたりブラジルを縦断されるハードな日程をこなされたことが話題となりました。

佳子さまのブラジルでのご活躍はこちらで紹介しています。

一方で、愛子さまは2024年に学習院大学を卒業されて以降、宿泊を伴う地方公務を増やされ、能登半島や沖縄などの被災地・記念行事を訪問。

全国でのご公務を通じて、着実に経験を積まれてきたことは上述の通り。

このような背景の中でのラオス訪問は、愛子さまにとって大きな節目であるだけでなく、皇室全体にとっても「性別を超えた皇族の公務の在り方」を再定義する機会ともなります。

昭和・平成の時代には、公式の外交訪問は主に天皇・皇后両陛下や成年男性皇族が担うことが多くありました。

しかし、現代においては、社会の価値観も変わりつつあり、皇室にもその流れが反映されはじめています。

愛子さまの今回のご訪問は、「女性だから」「天皇家の直系だから」といった枠にとらわれず、皇族として誠実に役割を果たされる姿勢を国民と世界に示す象徴的な出来事となるでしょう。

愛子さまへの今後の国際親善活動への期待

今回のラオス訪問を皮切りに、愛子さまが今後さらに国際的な場でのご活躍を広げていかれることへの期待が高まっています。

愛子さまはこれまで、国内外の要人との接見や、災害被災地への訪問、文化行事へのご出席など、多方面で公務を重ねてこられました。

これらの経験が、今後の国際親善活動にも大きく活かされることは間違いありません。

ラオス訪問では、日本とラオスの外交関係樹立70周年を記念し、両国の文化や教育分野における交流を深めることが期待されています。

愛子さまの誠実で丁寧なお人柄が、ラオスの人々にも親しまれ、両国の絆をより強くするきっかけとなるでしょう。

愛子さまは、雅子さまが『海外と日本の架け橋として貢献したい』と国際親善に強い思い入れをお持ちになっているお姿をずっと側で見つめてこられました。ご自身の海外デビューについても、非常に楽しみにしておいででしょう」(前出・皇室記者)

Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ae05b1a81bcdefaf19b4311e94c9237970c71c/images/000

雅子さまの意思もしっかりと引き継ぎされて海外ご公務も取り組まれる愛子さま。

また、今回の訪問は「天皇家の直系女性皇族による公式海外訪問」という新たな前例を作る意味でも大きな意義があります。

今後、他のアジア諸国や欧州各国などへの訪問が検討される可能性もあり、皇室外交の新たな展開を象徴する第一歩といえるでしょう。

愛子さまが今後、どのような国々との架け橋となり、日本の文化と信頼を世界に発信していくのでしょうか。

その一つひとつのご活動に、多くの国民が温かい視線を注いでいます。

ラオスとはどんな国?日本との関係性も解説

愛子さまが初めての公式海外訪問先として選ばれたラオス。

日本人にとってはあまり馴染みのない国かもしれませんが、実は日本との深い友好関係が築かれてきました。

ここでは、ラオスの基本情報をはじめ、日本との交流の歴史や支援活動、そして過去の皇室との関わりについて詳しく見ていきます。

ラオスの基本情報と国民性

ラオスの国民性と日本との親和性|重要な3つのポイント

  • 穏やかで礼儀を重んじる国民性
     → 仏教を基盤とした価値観が浸透しており、日本の「和を尊ぶ」文化と通じ合う気質があります。
  • 日本に対する親近感と感謝の意識が強い
     → 長年のODA(政府開発援助)や教育支援を通じて、日本は「信頼できる国」として広く認識されています。
  • 文化や教育分野での交流が活発
     → 日本語教育の広がりや、日本文化への関心の高さが、若い世代を中心に育まれています。

ラオス人民民主共和国は、東南アジアに位置する内陸国で、タイ、ベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーと国境を接しています。

首都はビエンチャンで、人口はおよそ750万人

仏教が国民の精神的支柱となっており、日常生活にも強く根付いています。

国全体がのんびりとした時間の流れに包まれ、物価も比較的安価で治安も安定していることから、近年は観光地としても注目されています。

国民性は、穏やかで親しみやすく笑顔を大切にする「ほほえみの国」としての一面もあります。

人と人とのつながりを大切にし、礼儀を重んじる文化は、日本との親和性も高いといえるでしょう。

こうした背景が、愛子さまの初海外ご訪問の地としてラオスが選ばれた理由のひとつとも考えられます。

日本との交流はいつから?ODA・教育支援など

ラオスと日本の交流は、1975年の外交関係樹立以降、着実に拡大してきました。

特に経済協力や教育支援の分野では、日本は長年にわたりラオスの発展を後押ししています。

日本の政府開発援助(ODA)は、ラオスのインフラ整備や教育機関の支援に大きく貢献。

橋や道路の建設、学校設備の充実、職業訓練プログラムの提供など、幅広い分野で成果を上げてきました。

また、日本語教育も国内各地の学校に導入されており、ラオス国内で「日本語スピーチコンテスト」なども盛んに行われています。

これにより、日本への親近感や尊敬の念が育まれており、若い世代を中心に日本に対する理解が深まっています。

こうした長年の支援と交流が、今回の愛子さまのご訪問をより歓迎される背景となっているのです。

過去の皇室との関わりは?ご訪問の歴史

ラオスと皇室の交流は、長い友好関係の歴史の中で幾度となく築かれてきました。

特に大きな節目となったのが、2012年に当時の皇太子であられた天皇陛下と皇后陛下(現・上皇ご夫妻)による東南アジアご訪問です。

その際、陛下はラオスを公式訪問され、トンシン首相(当時)や国家主席との会談、ナムグムダムの視察、小学校での交流などを通じて、両国の友好関係をさらに深められました。

また、皇族としての訪問だけでなく、日本政府による国際交流事業の一環としても、ラオスとの関係強化が進められており、皇室行事もその流れの中で重要な役割を果たしています。

愛子さまが今回の公式訪問でラオスを訪れるのは、こうした歴史ある交流の延長線上にあり、皇室としての“信頼の継承”ともいえる重要な外交イベントとなるでしょう。

まとめ|愛子さま 初海外ご公務 ラオス訪問の日程と意義

2025年11月に予定されている愛子さまのラオス公式訪問は、天皇家直系の女性皇族として史上初の“単独”海外ご訪問となり、皇室における新たな役割の在り方を象徴する歴史的な一歩です。

外交関係樹立70周年を祝う重要な節目に、愛子さまが日・ラオスの友好の架け橋となることが期待されています。

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ポイント内容
訪問国ラオス
予定時期2025年11月17日~22日
訪問目的外交関係樹立70周年記念、国際親善
歴史的背景天皇陛下の2012年ご訪問など交流実績あり
初の意義女性皇族(天皇家直系)による初の単独海外公式訪問

これまでの天皇陛下のご訪問や、ラオス側の歓迎姿勢も相まって、両国の国際親善と皇室外交における意義の大きさが注目されています。

愛子さまの初海外ご公務を期待しながら応援していきましょう!

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