天皇と雅子さまが広島にご宿泊！皇室御用達のホテルはどこ？提灯奉迎も

2025年6月19日～20日、天皇陛下と雅子さまが広島を訪問。

その際ご宿泊されるのが、リーガロイヤルホテル広島。

このホテルは「皇室御用達」としても名高いホテルです。

実はこのホテル、過去にも皇室関係者の宿泊実績があり、安心と信頼の滞在環境が整えられている特別な場所なんです。

そこには、雅子さまの体調への配慮や、厳重なセキュリティ体制、さらにはホテルの歴史や格式など、さまざまな理由が重なっています。

本記事では、そんな宿泊の背景にある「深い配慮」と「選ばれる理由」、さらには一般客との違いや価格比較、提灯奉迎の動きまで詳しくご紹介します。

知れば知るほど納得の“皇室の宿”の秘密を、わかりやすくお届けしていきましょう！

天皇と雅子さまの広島ご訪問！ご宿泊のホテルはリーガロイヤル広島

天皇陛下と雅子さまが2025 年6月に広島を訪問され、ご宿泊のホテルは「リーガロイヤルホテル広島」であることが、広島県の公式文書によって明らかになっています。

広島県が公開したスケジュールPDFには、「リーガロイヤルホテル広島（中区基町）」でのご宿泊が正式に記載されており、これは推測や憶測ではなく確定情報です。

このホテルは、広島市中心部の紙屋町エリアに位置し、平和記念公園や広島城といった重要施設にも近く、警備・交通の面でも皇室の移動に適しています。

また、格式と実績を兼ね備えており、かつての国際会議や各国の要人も数多く迎えてきた広島随一の高級ホテルです。

では、どんなホテルなのでしょうか？

続いて、リーガロイヤルホテル広島の特徴を詳しく見ていきます。

天皇と雅子さまが宿泊するリーガロイヤルホテル広島とその基本情報

リーガロイヤルホテル広島は、広島市中区基町に位置する、格式あるシティホテルです。

全客室数は491室を誇り、地上33階建ての高層ホテルとして、広島のランドマーク的存在でもあります。

館内には和洋中のレストラン、宴会場、フィットネス、エステサロン、さらにはバリアフリー対応の施設も充実しており、皇室のような高位のお客様を迎える環境が整えられています。

最上階にはロイヤルスイートなどの特別室が用意されており、静かな環境と眺望、セキュリティの高さも皇室関係者の宿泊に適している理由の一つとされています。

国際平和都市・広島を目指し国内外の賓客を迎えるため、地元財界有志の強い思いにより、広島平和記念公園完成の翌年、昭和30年（1955年）3月4日、同公園内（現、広島国際会議場）に、広島初のホテルとして「新広島ホテル」が開業。
以来その役目を担い、その後の「広島グランドホテル」、「リーガロイヤルホテル広島」へと場所、名前、姿を変えながら半世紀に亘り広島の地で皆様とともに歩んでまいりました。
HPリーガロイヤル広島公式HP　https://www.rihga.co.jp/hiroshima

また、リーガロイヤル広島は2025年3月4日に開業70周年を迎えています。

また2023年のG7広島サミットでは関係者を含む多くの国際的な来賓にも利用されています。

そんな歴史と格式を備えたリーガロイヤルホテル広島が、今回のご宿泊先に選ばれた背景には、次のような日程や目的が関係しています。

次は、なぜこのホテルが「皇室御用達」とされるのか――その選ばれた理由と背景を詳しく見ていきましょう。

天皇陛下と雅子さまが広島ご訪問！なぜこのホテルを選んだの？皇室御用達の理由に注目

天皇陛下と雅子さまが宿泊先として選ばれた「リーガロイヤルホテル広島」。

実はこのホテル、皇室が地方訪問の際にたびたび利用される“皇室御用達”とも言える存在です。

昭和、平成、令和とそれぞれの時代に天皇陛下だけでなくさまざまな皇族がご宿泊されています。

年	宿泊者	目的
1960年（昭和35年）	皇太子殿下（現・上皇陛下）	平和記念式典参列
1978年（昭和53年）	皇太子・同妃両殿下	第20回全国自然公園大会
1989年（平成元年）	天皇・皇后両陛下（当時）	第9回全国豊かな海づくり大会
1994年（平成6年）	天皇・皇后両陛下（当時）	アジア大会、リーガロイヤル広島開業記念
1995年（平成7年）	天皇・皇后両陛下（当時）	慰霊関係
1996年（平成8年）	天皇・皇后両陛下（当時）	ひろしま明るいまちづくり
1998年（平成10年）	天皇・皇后両陛下（当時）	みどりの愛護のつどい
2000年（平成12年）	皇太子・同妃両殿下	第15回国民文化祭ひろしま2000
2014年（平成26年）	天皇・皇后両陛下（当時）	第26回全国産業教育フェア・広島
2025年（令和7年）	天皇・皇后両陛下（今上陛下・雅子さま）	豪雨災害復興状況のご視察・平和記念施設慰霊・公務

リーガロイヤルホテル広島は、1955年（昭和30年）に「新広島ホテル」として開業し、2025年には創業70周年を迎えます。

国際平和都市・広島における初の迎賓館的存在として誕生したこのホテルは、長年にわたって国内外の要人や政府関係者、そして皇室を迎えてきた格式ある施設です。

特に注目すべきは、1960年に上皇陛下（当時皇太子殿下）が平和記念式典に参列された際のご宿泊を皮切りに・・・

昭和・平成・令和と三代にわたり皇室が利用している歴史を持っている点です。

2025年には、ホテルの創業70周年という節目の年に、天皇陛下と雅子さまが広島を訪問・ご宿泊されることとなりました。

まさに「時代を超えて皇室と歩み続けてきたホテル」としての信頼と実績を証明する象徴的な出来事と言えます。

その長い歴史と変わらぬホスピタリティこそが、「皇室御用達」と呼ばれる理由のひとつなのです。

このように皇室御用達となった理由は、立地・格式・安全性・対応実績の4点に集約されます。

まず立地については、広島市の中心部にありながらも、平和記念公園・県庁・主要公務先まで徒歩圏内という抜群のアクセスを誇ります。

セキュリティ面でも、警備計画が立てやすい周辺構造と、専用導線が確保できる点で高い評価を得ています。

格式という点では、G7広島サミットをはじめとする国内外の要人を受け入れてきた一流のホスピタリティと実績を誇ります。

また、リーガロイヤルホテルは大阪にも同名の姉妹ホテルがあり、天皇陛下は2025年4月の大阪万博ご訪問時にもリーガロイヤルホテル大阪にご宿泊されています。

このような共通点から、皇室側にとって「施設の使い勝手や警備要件をすでに熟知しているホテル」であることも、選定の大きな決め手と考えられます。

さらに、雅子さまの体調に配慮できる静音性・衛生管理・専属フロアの確保など、医療体制の面でも万全のサポートが整っていることが前提です。

このように、リーガロイヤルホテル広島は、格式と信頼の両面で「皇室御用達」と呼ぶにふさわしい条件を備えているのです。

次は、実際に天皇と雅子さまがどの部屋に宿泊されたのか？その価格やロイヤルスイートの内容について詳しく見ていきましょう。

天皇が広島で宿泊したホテルの価格は？部屋タイプとロイヤルスイートの中身

天皇陛下と雅子さまがご宿泊になるお部屋は、リーガロイヤルホテル広島のロイヤルスイートルームです。

この部屋はホテル最上階（32階）に位置し、広島市街を一望できる壮麗なビューと、完全なプライベート空間を誇ります。

ロイヤルスイートは約124㎡の広さがあり、リビングルームとベッドルームが分かれた構成。

家具やインテリアには落ち着きと重厚感があり、長期滞在にも対応可能な設備が整っています。

また、同室は完全遮音仕様で、皇室や国家元首クラスの要人にも対応できる高水準のセキュリティと静音性を備えています。

気になる価格は、公式サイトによれば一泊約30万円前後（食事・サービス料別）。

特別な対応やフロア貸切などが加わる場合は、価格はさらに高額になることもあります。

なお、リーガロイヤルホテル広島には複数のスイートルーム（デラックススイート・エグゼクティブスイート）も用意されています。

随行員や宮内庁関係者が宿泊する際にも同フロア内で移動が完結する構造となっているのが特徴です。

このように、設備面・立地・対応力のすべてが揃ったロイヤルスイートルームは、皇室にとって安心して滞在できる特別な空間。

一般の宿泊客も条件が合えば利用可能ですが、セキュリティ確保の観点から天皇ご滞在時にはフロア全体が専用対応となることが多いようです。

項目	リーガロイヤル広島	リーガロイヤル大阪
所在地	広島市中区基町6-78	大阪市北区中之島5-3-68
敷地面積	約6,500㎡	約21,000㎡
建物規模	地上33階／地下1階	地上30階／地下2階
総客室数	491室	1,039室
ロイヤルスイートの広さ	約124㎡	約154㎡
ロイヤルスイート価格（目安）	約30万円／泊	約45万円／泊
開業年	1994年（平成6年）	1935年（昭和10年）※前身含む
皇室宿泊実績	10回以上（1960年～2025年）	多数（2025年大阪万博でも利用）

2025年4月11日に大阪万博開会式ご臨席の際にご宿泊されたリーガロイヤル大阪都比較してみると、かなり価格の差がありますね！

一般客も泊まれる？宿泊価格とサービスの違い

部屋タイプ	価格（1泊・目安）	特徴
スタンダードツイン	約15,000円〜	基本的な機能が揃ったスタンダード客室。ビジネスや観光に最適。
デラックスツイン	約20,000円〜	ゆったりとした広さで、ワンランク上の快適性を提供。
エグゼクティブスイート	約50,000円〜	リビングと寝室が分かれた快適空間。長期滞在向け。
ロイヤルスイート	約300,000円〜	最上階に位置し、遮音性・セキュリティ・眺望ともに最高レベル。皇室利用実績あり。

結論から言うと、リーガロイヤルホテル広島は一般の宿泊客でも利用可能です。

ただし、皇室や政府関係者が宿泊する際には、特別なセキュリティ体制や予約制限がかかるため、一般の人が同じ日に同じフロアに泊まれるとは限りません。

ホテルの通常の宿泊プランは、スタンダードルームで1泊約1万5千円〜。

スイートルームでも20万円未満で宿泊可能なプランもあり、ビジネスや観光利用のリピーターも多いホテルです。

一方で、天皇陛下や雅子さまが宿泊されたとされる「ロイヤルスイート」**は、一般公開されていない日もあります。

この部屋は一泊30万円以上の高級クラスで、事前予約・空き状況の確認・身元確認などが必要になることも。

また、皇室や要人向けには「特別な動線」「エレベーター貸切」「フロア貸切」といった措置がとられますが、一般宿泊ではこうしたサービスは提供されず、あくまで一般的な高級ホテルとしてのサービスが基本です。

それでも、部屋の清潔さや接遇の丁寧さは、皇室御用達ホテルとしてのクオリティが保たれており、「一度は泊まってみたい」と憧れる人が多いのも納得です。

特別な日や記念日、または自分へのご褒美として、皇室が利用するホテルに宿泊するという体験は、特別な価値を感じさせてくれるでしょう。

次は、雅子さまの体調とホテルの選定にどんな関係があったのか？配慮された要素を見ていきます。

雅子さまの体調とホテル選びの関係は？

雅子さまが長年抱えてこられた体調への配慮は、今回の宿泊先選びにおいても非常に重要な要素となっていました。

その中で選ばれたのが、静かな環境と高いホスピタリティを誇る「リーガロイヤルホテル広島」です。

雅子さまはこれまで「適応障害」と診断され、過密な日程や移動をともなう公務には慎重な対応が求められてきました。

そのため、宿泊先には以下のような条件が必要とされていたと考えられます。

リーガロイヤルホテル広島は、皇室や政府要人などの対応実績が豊富で、必要な要素をすべてクリアしている施設です。

さらに、最上階のスイートルームには独立したベッドルームとリビングがあり、必要に応じて静養と休憩を分けられる構造となっています。

また、スタッフの対応力の高さや柔軟なアレンジも、安心して滞在できる要因のひとつ。

さらに、ここ数年も雅子さまは公務の際に体調とのバランスを重視されており、全国植樹祭や地方訪問などをやむを得ず欠席・延期されたこともありました。

直近の体調不良によりご公務を控えた事例（例）

そのような背景を考慮すると・・・

今回の広島訪問でリーガロイヤルホテル広島が選ばれたことは、単なる格式や立地だけでなく、「心身を安心して預けられる環境」が重要視された結果であると言えるでしょう。

次は、今回の訪問スケジュールの中で、天皇陛下と雅子さまがどのような公務を行い、どこを訪れたのか？同行者も含めて詳細に見ていきましょう。

天皇と雅子さまの宿泊日・日程・同行者と広島訪問の目的とは？

日付	時間帯	内容
6月19日（木）	午前	皇居・乾門をご出発 → 東京国際空港から特別機で広島空港へご到着
	午後	リーガロイヤルホテル広島で昼食広島平和都市記念碑でご供花被爆遺構視察・平和記念資料館視察と被爆者ご懇談
	夜間	広島県より豪雨災害復興状況・県勢概要の御聴取リーガロイヤルホテル広島にご宿泊
6月20日（金）	午前	小原山砂防堰堤ご視察広島市豪雨災害伝承館ご視察と関係者ご懇談
	午後	養護施設「おりづる園」ご訪問広島空港から特別機でご出発 → 東京国際空港 → 皇居へご帰着

天皇陛下と雅子さまは、2025年6月19日（木）から20日（金）までの2日間にわたって広島を訪問されます。

宿泊先は上記の通り「リーガロイヤルホテル広島」。

今回の訪問の主な目的は、被爆地・広島の慰霊と復興支援状況のご視察です。

初日は、広島空港に到着後、ホテルでの昼食をはさみ、広島平和都市記念碑（原爆死没者慰霊碑）でご供花。

その後、被爆遺構や平和記念資料館をご視察になり、被爆者とのご懇談も行われます。

夜はホテルで広島県からの豪雨災害復興状況および県勢概要の御聴取を受けられ、短い滞在ながらも非常に密度の高い公務が続きます。

翌6月20日には、広島市内の豪雨災害関連施設や養護施設を訪問され、午後には広島空港からご帰京されています。

なお、通常通り、宮内庁職員、医療関係者、警備担当者などの随行チームが同行しており、雅子さまのご体調にも配慮された日程となっています。

このように、滞在中は公務を中心とした動きであり、広島市民からのあたたかい歓迎を受ける場面も見受けられます。

次は、その一つである「提灯奉迎」について詳しくご紹介します。

広島で行われる天皇皇后両陛下をお出迎えする提灯奉迎の予定と過去の開催状況

2025年6月19日（木）、天皇陛下と雅子さまの広島ご訪問にあわせて、市民による提灯奉迎が開催される予定です。

この行事は、天皇皇后両陛下への敬意を表し、市民が提灯を手に沿道で静かにお迎えする伝統的な奉迎のかたちです。

今回の開催場所は、ひろしまゲートパーク（旧広島市民球場跡地）で、午後7時～8時半ごろの予定となっています。

受付開始は午後6時からで、先着1,000名には奉迎提灯が配布されるとのこと。

地元広島県・広島市の後援を受け、県内外から多くの参加が見込まれています。

こうした奉迎の文化は、これまでも広島や地方都市で繰り返し行われてきました。

特に2015年、当時の天皇皇后両陛下が広島平和記念公園をご訪問された際にも、市民による自発的な提灯奉迎が話題となり、静かな敬意の表現として高く評価されました。

令和の時代に入り、SNS等を通じて若い世代の参加も増えており、市民と皇室の絆を深める大切な文化として定着しつつあります。

＿＿＿追記＿＿＿

実際に2025年6月19日に提灯奉迎が行われました！

ホテル近くの「ひろしまゲートパーク」（旧広島市民球場跡地）では、約5千人（主催者発表）がLEDの光で灯（とも）るちょうちんや日の丸の小旗を手にし、「天皇陛下万歳」を三唱した。
Yahooニュース　https://news.yahoo.co.jp/articles/16c2faf21dcff4b1f1709afbdee290edc18c65b1/images/000

なんと、5000人の人が集まり、提灯奉迎。

配布された提灯は1000個なので、提灯の5倍の人が広島ご訪問を歓迎していたんですね！

次は、なぜこのホテルが「皇室御用達」とされるのか――その選ばれた理由と背景を詳しく見ていきましょう。

まとめ｜天皇が選ぶホテルとは？皇室宿泊の裏にある深い配慮

今回の記事では、天皇陛下と雅子さまが広島訪問の際に宿泊された「リーガロイヤルホテル広島」について、選定理由や体調面への配慮、公務スケジュールまで詳しく見てきました。

このホテルが「皇室御用達」と呼ばれる理由は、単に格式や立地の良さではなく、“安心して滞在できる配慮と体制”にあることがわかります。

項目	内容
宿泊日	2025年6月19日〜20日
宿泊先	リーガロイヤルホテル広島
宿泊理由	静音性・プライバシー・医療対応・警備体制の整備
使用部屋	ロイヤルスイート（約124㎡）
宿泊費目安	約30万円〜／泊
同行者	宮内庁関係者・医療スタッフ
主な公務	豪雨被災地の視察・平和記念公園での慰霊
特記事項	雅子さまも全日程同行、提灯奉迎の準備も

これらの要素を総合すると、天皇ご一家が選ぶ宿泊施設には安全性・体調への配慮・信頼できるサービスが何よりも重視されていることが明確です。

そして、私たち一般市民にとっても、同じホテルに宿泊することで「皇室と同じ空間を共有できる」という特別な体験」が得られるかもしれませんよ！